ジュニアNISAに興味あるけど、どのくらい増えるのかな?
ということで、今回のブログではジュニアNISAが気になるあなたに向けて、ジュニアNISAをやるとどのくらい増えるのか?ということについてお伝えしていきます。
僕はジュニアNISAを2020年から運用を始めて、2年目となります。
ジュニアNISAはその名のとおり、子どもの将来の投資として位置づけられるNISA口座です。
年間80万円まで非課税で運用ができます。
ただ、注意点が一つあります。それは2023年で制度が終了するのです。
ですから、ジュニアNISAを利用するには
「2021年から投資をしたとして、残り240万円の非課税枠を3年間で利用する」
ということが前提です。
240万円を運用して子どもがおおきくなるタイミングを15年ごと仮定して、どのくらい運用益が増えるのか?などを知っておくと投資すべきかが見えてきます。
ですから、今回のブログでは、
・ジュニアNISAの概要
・ジュニアNISAの投資実績
・ジュニアNISAを運用した時の15年後シミュレーション
について見ていきたいと思います。
こちらのブログを見て、ジュニアNISAをやってみようと思う人は、期限が迫っているので、ぜひ取り組んでみましょう。
目次
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ジュニアNISAはどのくらい増えるのか?
ジュニアNISAはどのくらい増えるのか?を見ていく前に、ジュニアNISAの基本概要をおさえましょう。
ジュニアNISAは2023年で終了する制度
ジュニアNISAは、子ども版のNISA口座です。
ジュニアNISAの仕組み
・年間80万円の非課税枠
・日本に住む0~19歳が対象
・子どもが18歳になるまで非課税で運用可能
子どもの目線で考えると、一般NISAなどを使えるようになるまでの橋渡し的な位置づけの精度です。
とはいえ、実際には、親権者が、子ども名義でジュニアNISAの口座をつくり、運用をするのが一般的でしょう。
そもそもNISA口座って何?という人は下記の記事を参考にしてください。
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ですから、ジュニアNISAをうまく活用できれば、こどもが大学に入るときの教育資金などをまかなえることができるのです。
ただ、このジュニアNISAですが、2023年で制度が終了して購入ができなくなります。(購入したものを運用し続けることは可能です)
制度が終了してしまう背景としては、他のNISAにくらべて人気がなかったことが理由のようです。
ということで、もしジュニアNISAを利用しようと思っても残り3年(2021年~2023年)ですので、非課税枠80万円×3年=240万円まで運用可能という状況なのです。
ジュニアNISAをの実際の運用益を公開
そんなジュニアNISAを僕も取り組んでいるので、2021年9月時点の運用実績を参考までにのせておきます。
投資している商品のは、全世界株式と米国株式の投資信託です。
それぞれ年間40万円ずつ投資をするようにしています。
ごちゃごちゃしているので、まとめるとこんな感じです。
投資総額 | 時価評価額 | 評価損益 | 評価利回り |
1,523,677円 | 1,266,661円 | +257,015円 | +20.3% |
ジュニアNISAへの最初の投資は2020年12月に80万円しました。
そこから約9か月で+20%とは、割と順調な推移です。
ジュニアNISAの非課税枠を一年でもなんとかはやく使いたい!と思い、2020年12月から投資を開始しました。
1か月投資期間が遅れると、320万円(80万円×4年)投資できるところが、240万円(80万円×3年)となるので、とても大事なタイミングでした。
ジュニアNISAはどのくらい増えるのか?15年のシミュレーション
では、2021年からジュニアNISAを積み立てたとして、どのくらい増えるのか?シミュレーションをしてみましょう。
条件としては
・240万円(80万円×3か月)
・子どもが3歳として15年後を計算
・年率1%、3%、5%の3パターンで
で見ていきたいと思います。
ジュニアNISAどのくらい増える?①年率1%の場合
まずは、年率1%で運用した場合です。
元本 | 運用益 | 運用利回り | |
5年後 | 240万円 | 12万2424円 | 5.1% |
10年後 | 240万円 | 25万1093円 | 10.5% |
15年後 | 240万円 | 38万6325円 | 16.1% |
15年後には利回りは16%となるようですね。
約38万円に対して税金がかかりません。1%でもこれだけ増えるなら良いですね。
ジュニアNISAどのくらい増える?②年率3%の場合
次に年率3%の場合です。
元本 | 運用益 | 運用利回り | |
5年後 | 240万円 | 38万2258円 | 15.9% |
10年後 | 240万円 | 82万5399円 | 34.4% |
15年後 | 240万円 | 133万9122円 | 55.8% |
15年後には、利回りは50%を超えます。
年率3%であれば、海外株式に投資をしておけば行けなくないかもしれません。
これだけ増えたら私立大学の4年間の授業料を賄えます。
133万の運用益にたいして通常は20%の27万円が税金で引かれるのですが、これが非課税なのです。
とても大きいです。
ジュニアNISAどのくらい増える?①年率5%の場合
それでは、最後に年率5%の場合です。
元本 | 運用益 | 運用利回り | |
5年後 | 240万円 | 66万3076円 | 27.6% |
10年後 | 240万円 | 150万9347円 | 62.9% |
15年後 | 240万円 | 258万9428円 | 107.9% |
なんと、運用益は元本を超えました。
すごいですね。こんなに行けるかわかりませんが、259万円に対しての税金は約52万円です。
これが非課税となると非常に大きいです。
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【まとめ】ジュニアNISAはどのくらい増えるのか?
いかがでしょうか?
今回はジュニアNISAを実際に運用した場合、どのくらい増えるのか?をシミュレーションしてみました。
ジュニアNISAは、2023年で制度が廃止になります。
ですから、今から投資しても80万円×3年で最高240万円までしか非課税枠を得られません。
ただ、これを15年間運用した場合、
元本 | 運用益 | 運用利回り | |
年率1% | 240万円 | 38万6325円 | 16.1% |
年率3% | 240万円 | 133万9122円 | 55.8% |
年率5% | 240万円 | 258万9428円 | 107.9% |
このようなシミュレーションとなります。
何に投資をするか?はまた別の議論となりますが、積立投資をしていて、一般NISAやiDeCoなどをしたうえで、投資余力があればジュニアNISAはオススメです。
子どもの証券口座を開く必要があるので、なかなか時間がかかります。
2021年から投資をすれば、80万円分非課税枠が増えます。
今が最後のチャンスです。検討しているのであれば、まずは口座開設をしましょう!