・いまのままの仕事でいいのかな
・人生にハリがないよ
・自分らしく楽しめていない気がする
こんな悩みを持つこともありますよね。
僕も、仕事に忙殺され、職場と家の往復だけをしていて、
気づいたときには「あれ、これが自分が目指していたことだっけ?」
そんな風に感じるときもありました。
「仕事を頑張って成功するんだ!」と
意気込んで働いてみたものの、成果を出して、お金を稼いで、
残ったのは、「これが自分が目指していた人生か?」
という疑問でした。
そんな時にこそ、
・人生の目的を考えてみる
・自分らしくいられるものを探してみる
・人生の目標を新しく立てる
など、自分を見つめなおすチャンスです。
そんな自分を見つめなおすときに、オススメしたいのは
ザ・ドリーム・マネジャー モチベーションがみるみる上がる「夢」のマネジメント
という書籍です。
「ザ・ドリーム・マネージャー」では、離職率400%の清掃会社が、
社員の夢の実現をサポートする「ドリームマネジャー」という役職を置くことによって、
社員1人ひとりが夢を持ち始め、仕事も含めた人生を前向きに生きるようになり、
その結果、人が辞める会社どころか「夢を実現できる会社」として、
入りたくても入れない会社になったという事実が書かれてます。
僕自身も、この書籍を読んでから、
ドリームリストをつくり、定期的に見返して、
自分の目標に向けて改めて突き進み始めました。
(その過程の一つがブログでの発信です)
今回のブログでは、この書籍のアプローチから
自分自身の人生を輝かせていくためのヒントと実践方法についてお伝えします。
目次
スポンサードサーチ
働くみんなが「やりがい」を感じるドリームマネージメントとは?
ドリームマネジメントは、米フロイドコンサルティング社の
マシュー・ケリー氏が、著書「ザ・ドリーム・マネージャー」の中で提唱した概念です。
「組織を動かす人間が理想に近づこうと努力するとき、その組織もまた理想に近づく」
という思想に基づいて創られたドリームマネジメントは、
ビジネス界の著名人からも推薦を受け、米国をはじめとして、さまざまな企業に導入されています。
ドリームマネードリームマネジメントでは、
社内に社員の夢をかなえるためのシステムを作ります。
社員ひとりひとりが、自分の理想を追求するために働きます。
実際に、米国をはじめとする海外で
ドリームマネジメントを実践している企業では
次のような3つの効果が得られています。
ドリームマネジメントの効果①エンゲージメントの改善
経営コンサルタント、トムピーターズによれば、
現代では多くの会社がエンゲージメント(会社と社員のかかわり)に
問題を抱えているといいます。
出社はするものの、仕事には情熱を持っておらず、
ただ給料がもらえるから、という理由だけで働く人が増えています。
そのような社員が増えれば、効率の低下、創造力の低下、
ほかのやる気のある社員への悪影響など様々な問題が生じます。
一方、成⻑する会社では、社員が会社を愛し、仕事に情熱を持っています。
彼らにはただ給料のためということを超えた働く理由があるのです。
ドリームマネジメントの効果②離職率の低下
書籍「ザ・ドリーム・マネージャー」の中では、
清掃会社の離職率が低下するというストーリーが語られています。
「一般の清掃会社の社員は、使い捨てのような扱いを受けています。
しかし、私たちは彼らの夢を支援するプログラムを持っています。」
この例のように、ドリームマネジメントを導入することによって、
社員の定着率が向上し、離職・雇用に伴うコスト削減できるという効果が期待できます。
ドリームマネジメントの効果③チームワークの向上
ドリームコーチというプログラムを導入している
米オンライン通販大手、ザッポス社では、
社員が夢を実現するたびにお祝いが行われます。
ドリームマネジメントを導入することによって、
社員同士がお互いの夢を理解し、応援しあう文化の醸成を促進します。
働くみんなが「やりがい」を感じるドリームを考える手順
あなたの夢はなんでしょうか?
あなたには、あなたなりの、夢があり、冒険があります。
まずは、日常の気がかりを一旦わきにおいて、
夢を紙に書き出してみましょう。
100の夢を書き出して、リストにしてみましょう。
今日が無理であれば、明日か明後日か、
ちがう日に時間をつくって、書く時間を見つけましょう。
ドリームリストは、完全なものではなくてよいです。
とにかく書きはじめましょう。
その際は、自分に制限をかけてはいけません。
「どんなことも可能である」と、そう信じて書きましょう。
ドリームを考える手順
①ドリームブックを用意する
②夢を書き始める
③夢に制限を設けない
④ドリームブックに書き込むときには日付を入れる
⑤夢が実現したら、その日付も書き加える
スポンサードサーチ
考えるべき12のドリーム
ドリームリストに、いろんな夢をつけ加えられるように、
「ザ・ドリーム・マネージャー」では、12のカテゴリーが挙げられています。
ドリームリストを書くときは、
このカテゴリーにそって、書き出してみると良いでしょう。
ドリームリスト①肉体
・マラソンを走る
・禁煙する
・ダイエットする
・酒量を減らす
ドリームリスト②感動
・マイホームを手に入れる
・よりよい人間関係をつくる
・妻をイタリアに連れていく
・人の話にもっとよく耳を傾ける
ドリームリスト③知性
・もう一度学校へ行く
・外国語を学ぶ
・もっと本を読む
ドリームリスト④精神世界
・おだやかな心を育てる
・不確かさを楽しむことを覚える
・聖書を深く学ぶ
ドリームリスト⑤心理
・強い意志を持つ
・飛行機嫌いを克服する
・自分ではどうしてもやめられないことと向き合う
ドリームリスト⑥物質
・新しい車を買う
・憧れの時計を買う
・海の近くに家を買う
ドリームリスト⑦仕事
・昇進する
・業界でナンバーワンになる
・活力あるチームを作る
・新しい商品を開発する
・売上高100億円を達成する
ドリームリスト⑧経済
・ローンを完済する
・子どものための学費を積み立てる
・年収3000万円を達成する
ドリームリスト⑨創造性
・本を書く
・ギターを弾けるようになる
・絵を習う
ドリームリスト⑩冒険
・万里の長城へ行く
・オーストラリアへ旅行する
・スカイダイビングに挑戦する
ドリームリスト⑪後世に遺すもの
・健全な自我を持つ子に育てる
・賛同する慈善事業に寄付する
・環境保護のための活動に参加する
ドリームリスト⑫性格
・忍耐強くなる
・言ったことは実行する
・信頼される人間になる
ここにあげた例は、ドリームを考える際のヒントです。
この中から、考えやすいものをいくつか
ピックアップして考え始めるのもよいです。
とにかく100のリストアップを目指して書きはじめましょう。
さぁドリームマネジメントをはじめよう
いかがでしたでしょうか?
「ザ・ドリーム・マネージャー」は、僕たちの人生に
新たな息吹を吹き込んでくれます。
自分の内面にあった忘れていたものを呼び起こさせてくれます。
最後に、ドリームリストのメンテナンスについてご紹介します。
ドリームリストのメンテナンス
①毎日10~15分ほどで、ドリームリストに目を通す
・ほかの夢を追加する
・自分らしくない夢は削除する
②1週間たったらリストを3つに分類する
・短期、中期、長期でリストを分類する
③ドリームブックを完成させる
・リストにあげた夢を下記だし見失わないようにする
今回は、個人についてのアプローチを書いてきましたが、
「ザ・ドリーム・マネージャー」では、組織に向けたアプローチが書かれています。
このドリームリストのアプローチは、会社の組織内で
共有することで、より効果を発揮します。
冒頭に書いた離職率400%の清掃会社が、
ドリームマネジメントによって、劇的に変わった方法について
「ザ・ドリーム・マネージャー」には書かれています。
ぜひ、手に取って読んでみてください。