AIについて聞くことが増えたけど、ビジネスではどんな風に使われているの?
まだまだ身近な事例がなくてわかりません。
AIということばが流行して久しいですが、実際にどんなところで使われているのか?というのは意外とわからないですよね。
ビジネスにおいては「なんちゃってAI」が流行っていて、「本当にAIって使われているの?」と疑問を持つことも多いです。
ただ、スポティファイやネットフリックスなどのレコメンドされる音楽や映画は、AIを使ってあなたの生活を便利にしているのです。
そこで、今回のブログではAIがビジネスで使われている具体的事例の二つ
・シェアリングエコノミー
・DX(デジタルトランスフォーメーション)
についてお伝えします。
具体的な事例を知ることで、AIの可能性や便利さを知ることができますよ。
目次
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AIビジネス事例①シェアリングエコノミー
AIがビジネスにもたらす2種類の価値
そもそもAIがビジネスにもたらす価値はなんでしょうか?
すぐに思いつくのは「既存業務の効率化、自動化」です。そこで達成されるのはコストの削減です。
2つ目は「新規事業の創出」で、人間を超えたAIの能力により、時間、空間、組織といった制約を超え、今までになりスピードでサービスを提供することにより利益の増大という価値をもらたらします。
シェアリングエコノミーの陰にAIあり
P2P(ピアツーピア=個人間)宿泊サービス、ライドシェア、カーシェア、クラウドソーシングなどのシェアリングエコノミーと呼ばれる新しい取引は、AIなしには実現できません。
AIは人間にしかできなかった知的作業を24時間365日休みなく、超高速に行うことができます。またAIは自由にコピーできるので、瞬時にビジネスを全世界に展開することができます。
シェアリングエコノミーの代表であるUberやAirbnbは、AIのこの特性を活かして、自らのビジネスを超スピードで世界規模に成長させ、世界を代表する企業へと成長しました。
AIビジネス事例②デジタルトランスフォーメーション
DXとはスピード型ビジネスへの転換
最近ホットなITキーワードである「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、AIやIoTなどのデジタル技術により企業みずからのビジネスを変革し、新たなビジネスを生み出していくという考え方です。
DXが生み出す新たなサービスは、どれも今までにない快適でスムーズな顧客体験を提供することを競争していることから、まさにスピード型ビジネスの代表といえます。
AIにより今までにない顧客体験を実現
4000万以上もの曲へのアクセスを提供するデジタル音楽配信サービスSpotifyは、ディープラーニングによりユーザーの好みの曲との音響信号レベルの類似性に基づいた高精度な楽曲のレコメンドサービスを行っています。
家のリフォーム関連のオンラインショッピングサービスを提供するHouzzは、部屋の写真をアップロードするだけで、写真にうつっているインテリアをAIが認識し、商品のレコメンドを行ってくれます。
世界最大規模の映像配信企業Netfrixは、AIをコンテンツのレコメンドだけでなく、新しいコンテンツに必要な配役や監督に選定にも使用しており、コンテンツのヒット率8割という驚異的な実績を出しています。
Spotify | どんなマニアックな好みでもオススメの曲を教えてくれる |
Houzz | 写真を見せるだけでおすすめの家具を教えてくれる |
Netfrix | 好みの映画を新しく作ってくれる |
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
AIがビジネスで使われている事例として「シェアリングエコノミー」と「デジタルトランスフォーメーション」について見てきました。
このようにインターネットの普及から、すべてのものがネットにつながり、多くの知識に自由にアクセスができて、蓄積された膨大な情報から新たな知識を見つけ出すことができる時代では、知識自体の価値が薄れます。
もはやビジネスの成否を握るのは、スピードとなっており、とにかく先んじた会社やサービスが熾烈な競争に勝つ時代になるのです。
そのスピードを実現するのがAIなのです。