富士登山競走の試走をしたいです。
6月からやりたいけど、準備とかポイントとかあるかな?
ということで富士登山競走の山頂コースに出る僕が、6月の富士山に、実際に試走しにいって感じたポイントなどをお届けします。
富士山の山開きは7月1日からなので、6月では6合目より上には行けません。
ですから、試走をするにも5合目コースまで(約15㎞、1400mアップ)になります。
僕は、昨年5合目コースを2時間3分でクリアして(山頂コースに参加するなら2時間20分が制限)、今年は山頂まで目指します。
実際に富士登山競走に参加してみて、
- 実際に富士山を走ることが大切だと感じたり
- 高山病が怖いので慣れておきたい
ということから、山頂コースに臨む今年は試走に行きました。
とはいえ、僕は東京に住んでいて、片道約2時間かかります。
「往復4時間かけていくのはだるいな~」とも思っていましたが、実際にやってみて良かったです。
走ってみることで気合が入り、課題も見えてくるので。
ということで、今回のブログでは、富士登山競走の試走を考えている人や、5合目コースにチャレンジする人など、ぜひ参考にしてほしいです。
目次
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【準備】6月富士登山競走の試走
まずは、準備を確認しましょう。
5合目までなのでウェアはランスタイルでOK
ウェアはいつものランニングスタイルでOK。
ただ、5合目は2500m程度の標高で肌寒いです。
羽織るものがあったほうが無難でしょう。
僕は、70gのとっても軽いノースフェイスのジャケットを購入して持っていきました。
コンパクトにまとめられるし、軽いしで、とても使いやすいです。
シューズはランシューでOK
5合目までの道のりは
- 10kmのロード区間
- 5kmのトレイル区間
という感じです。
トレイル区間は少しぬかるんでいたり、岩場がありますが、基本的にランニングシューズでOKです。
とはいえ、滑りやすいところもあるので、グリップが強いトレランシューズもおすすめです。
僕はアシックスのフジライト3で臨みました。
昨年はナイキのテンポネクストでしたが、グリップが段違いで良かったです。
補給は水分1リットルくらいはほしい
15km、約2時間~2時間30分の道のりになりますが、途中で自動販売機などありません。
ザックをもって、1リットルくらいの水分はほしいところ。
5合目のスバルラインまで行けば、自販機があります。
富士山価格なので200円以上します。またごみは自分で持って帰る様子でした。
その他準備物
こんな持ち物があるとよいかなと思います。
補給食(おにぎり、パン、ジェル)
絆創膏など
現金5000円くらい
虫よけ
あまり重いと走るのきつくなるため、出発駅のロッカーに着替えなど荷物を預けるのおすすめします。
ちなみに、僕は富士山ハイランド駅(高速バス)を使って東京駅から行きました。
コインロッカーがたくさんありますので、ここで着替えや荷物を置いていきます(現金400円程度必要)。
【結果】6月富士登山競走の試走
6月富士登山競走の試走をやってみた結果をお伝えします。
山頂コースを目指している人の基準としては
・ロード10㎞区間の馬返しまで65分
・トレイル区間の5㎞を60分
で、トータル2時間5分でクリアすると、よいとされているようです。
5合目コース2時間10分
富士急ハイランドの高速バスから、富士吉田市役所まで約4kmのウォームアップ。
そして、市役所からスタート!結果は5合目コースのゴールまで2時間10分でした。
昨年の5合目コース本番は、2時間3分だったので、少し遅れました。
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とはいえ、
・信号待ちのロス
・1kg程度のザックを本番は持たない
・本番はエイドも豊富
・気持ちも気合が入る
・事前準備も入念になる
などということで、この差は縮まっていくでしょう。
また、帰りの下山も走ることで、トータル約4時間走ったので、使う筋肉は違いますが頂上コースへのイメージはつかめました。
ロード区間は歩かないこと
5合目までの約15㎞は、10㎞のロードと、5㎞のトレイルといわれます。
最初のロード区間は、道幅もあり、先行している選手を追い抜くことができる区間です。
傾斜がどんどんきつくなって聞きますが、この区間を走り切れるか?が一つのポイントですね。
トレイル区間は着実に上っていく
馬返しを過ぎて、トレイル区間に入ります。
階段や、岩場などが出てきます。
さらには、標高も高くなり、気温が下がります。
2000mを超えると、高山病になる人も出てきます。
僕も、頭がぼーっとしたりしました。
呼吸をしっかり整えて、酸素を取り込んでいきましょう!
5合目富士スバルラインで補給して下山
5合目コースのゴールの佐藤小屋から約2㎞程度いくと、富士スバルラインがあります。
ここは、登山客などがバスで来ることができる場所で、飲食店やトイレなどがあります。
ここまで走って、飲み物を補給したり、ごはん食べたりして下山です。
今回は、寒くて、半袖短パンでは、凍えてしまいそうだったので、コーラとお茶を買ってすぐ下りました。
富士スバルラインまでの
・登り:2時間20分
・下り:1時間40分
という感じでした。
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【ポイント】6月富士登山競走の試走
ここでは、6月の富士登山競走の試走のポイントをお伝えします。
ポイント①走力はフルマラソン3時間30分以上くらいが良さそう
5合目コースのクリア、つまり制限時間2時間20分程度を目指すなら、フルマラソンで3時間30分を切れるくらいの走力が必要でしょう。
割と感覚ではありますが、サブ4だと、なかなかつらいかな?と思います。
ポイント②補給の水を1L持ちましょう
約15㎞、2時間程度の道のりで、途中に自動販売機はありません。
ですから、しっかり水分補給できるように、補給は多めに持っていきましょう。
僕は500mlを2本もち、最初の1時間で1本、後半1時間で1本、というイメージで進めました。
ポイント③標高が高くなると寒くなる。羽織るもの持っていこう
トレイル区間に入ると、どんどん標高があがります。
天候にもよりますが、4合目以上くらいから肌寒くなってきます。
5合目の気温はおそらく気温が一けたになります。
周囲の人は、ジャケットを着ていました。
ポイント④虫よけスプレーしておいたほうが無難
6月なので、たくさんの虫がいます。
ヒルも大山などよりは聞かないですが、雨明けなどはいそうです。
虫が苦手な人は、全身に虫よけスプレーをして臨みましょう。
ポイント⑤一人で走ると不安。怖い。
トレイルランニングになれていない人は、静かな山の中を一人で走ると怖いと感じると思います。
時折「熊出没」みたいな表示があるので、林のほうから「ガサガサ」などと聞こえると恐怖を感じます。
僕は年のため、熊鈴をもって走りました。
とはいえ、この時期ですと、富士登山競走の試走をしている人もいますし、普通にハイカーもいます。
そこまで怖がる必要もないかもしれませんが、気を付けましょう。
ちなみに、野生のシカには出会いました。
【まとめ】6月富士登山競走の試走
ということで、今回のブログでは、富士登山競走の試走【6月版】をお届けしました。
富士山の山開きは7月なので、6月は5合目までしか行くことができません。
ですから、
・5合目コースにチャレンジする人
・頂上コースでも富士山を感じたい人
などは、とても良いのかなと思います。
また、天気も暑くなってくるので、ふもとは25度以上、5合目付近は10度以下など、体温調整も大切です。
しっかり準備して臨みましょう。
また、7月には頂上コースに向けて、試走を予定しています。
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