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【注目】日本の実質国内総生産GDPが前期比で年率21.4%増

新聞を見ると、日本のGDPが前期比で21.4%増って見たけど、景気良くなったってこと?

コロナ禍で、そんな風には感じないけどどういうこと?

 

こんな疑問にお答えします。

 

まずは、こちらの2020年11月16日の日本経済新聞のニュースから。

日本の7~9月期の実質国内総生産(GDP)は前期比で年率21.4%増となった。欧米も回復したが、まだ日米欧ともコロナ拡大前を下回っている。民間予測によると10~12月期の成長率は日本が2.7%程度まで減速する。欧州はマイナス成長となる見通しで、新型コロナウイルスの感染再拡大が影を落とす。

16日発表の日本の7~9月期のGDPは前期比5.0%増、年率では21.4%増と約52年ぶりの大幅増だった。4~6月期に記録した戦後最大の年率28.8%の落ち込みの半分強を取り戻した。

引用:日本経済新聞

よくわかるような、わからないような記事ですね。わかりやすくいうと「コロナで大打撃をうけた4~6月から比べると回復したけど、まだまだ経済は苦しいよ」ということです。

 

そもそも

・GDPって何?

・前期比って何と比べて?

・年率って何?

いろんな言葉の定義をわかっていないと、この記事を解釈することはできません。

 

ということで、今回のブログ記事では、この記事の解説と、今後の経済動向について確認をしていきたいと思います。

 

この記事を最後まで見てもらえれば

・ニュースの指標を正しく読める

・今後の先行き予測がわかる

ので、しっかり確認してくださいね。

 

 

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日本の7~9月期の実質国内総生産(GDP)は前期比で年率21.4%増の解説

国内総生産21.4%増

それでは、あらためてこのニュースを深堀していきましょう。

実質国内総生産(GDP)とは?

国内総生産(Gross Domestic Product:GDP)は、一定期間内に国内で新たに生み出されたモノやサービス「付加価値」の合計です。

「付加価値」というと難しいですが、商品やサービスには原材料費が必要です。これらを除いた価値が付加価値になります。

さらに、この付加価値の合計から、景気変動による物価の上下動の影響をとりのぞいたものが実質国内総生産(GDP)と呼ばれるのです。

 

前期比とは?

この国内総生産GDPについては、内閣府が3か月ごとに、作成し発表します。

つまり1~3月期、4~6月期、7~9月期、10~12月期の4つの四半期があるわけです。今回の11月発表は7~9月期のものなので、前期比というのは4~6月期との比較になるのです。

4~6月というと日本は新型コロナウィルスへの対応に追われ緊急事態宣言の真っ只中でしたね。自粛ムードが続き、街中には人がおらず、接触機会は断たれました。ちなみに、こちらが4~6月期の記事です。

新型コロナの影響
【新型コロナ】日本のGDP27.8%減少で今後どうなる?

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その時期と比べると、7~9月期はコロナウィルスも落ち着き、GoToキャンペーンが打ち出され、国内総生産は上がっているはずですよね。

 

年率21.4%とは?

ここで、わかりづらい表現が年率です。

これは、7~9月期の成長が一年間続いたと仮定した場合の増加率を表します。コロナ前の自粛生活から、コロナ後の宣言解除でのGDPの急上昇が、ずっと続くわけもないので、こういう表現は誤解を招きますよね。

年率換算は、見方にによってはわかりやすい指標なのですが、普段、経済ニュースを見ない人がこの記事を見ると「すごい伸びてるんじゃん!」と勘違いを起こしてしまいますので注意しましょう。

日経新聞の記事後半にはこういうことも書いてあります。

しかし7~9月期の日本のGDPはコロナ前のピークだった19年7~9月期を5.9%下回る。

引用:日本経済新聞

ということで、コロナ前の昨年と比べると5.9%下回っているから、まだまだ景気回復とは言えないのですね

このように、経済ニュースは見出しだけにとらわれず、各数字の意味を確認して正しく理解していきましょう。

 

日本の国内総生産の今後の見通し

国内総生産21.4%増

それでは、次の四半期である10~12月はどうなのか?見ていきましょう。

2020年10~12月は回復が鈍る

日本経済新聞

10~12月期は日米欧がそろって減速する見通しだ。日本の10~12月期のGDPをエコノミスト23人に予測してもらったところ、平均で前期比年率2.7%増だった。7~9月期からペースダウンする。個人消費は1.0%増、輸出は3.7%増に減速する。設備投資と住宅投資は増加に転じるが、それぞれ0.3%増、1.0%増と引き続き力強さはない。

欧州はロックダウン(都市封鎖)などの厳しい措置に再び踏み切った。欧州連合(EU)の欧州委員会はユーロ圏の10~12月の実質成長率が前期比でマイナス0.1%に落ち込むと予測する。SMBC日興証券は欧州のマイナス成長に加え、米国も10~12月期の成長率が年率2.1%と回復ペースが落ちるとみる。

引用:日本経済新聞

このように、10~12月期の見通しは良くないです。

たしかに、秋になって、世界的にコロナウィルスの第三波といわれ、感染拡大が急増しています。

ワクチン開発など希望のニュースも出ていますが、まだまだ直近の見通しはよくないですよね。

 

暗いニュースが続く

日本でも、リストラや倒産などの暗いニュースが続いています。

・日立金属1030人の早期退職者を募集

・電通の一部社員の個人事業主契約

・JTB6500人、115店舗削減

・ANA、JALの社員出向

・忘新年会9割「開かない」6割「参加したくない」

新型コロナウィルスの影響で、経済が悪化し、長期的な回復のめどが立たずに、リストラ策をとらざるを得ない状況が大手企業でも出てきています。

渦中にある人達は、本当に大変だと思いますが、このコロナショックを機会にどのように生き残り、飛躍できるのか?各社、各人がしっかり取り組まねばならないと感じさせられますね。

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【まとめ】日本の国内総生産

国内総生産21.4%増

いかがでしたでしょうか?

 

今回のブログ記事では、日本経済のGDPのニュースを取り上げました。

マスコミは、実態より過剰にポジティブだったり、ネガティブだったりな取り上げ方をしますので、解釈に注意が必要です。そのために、経済の読み方の基礎を抑える必要があります。

特に、今のような情報社会になればなるほど、何が真実かわかりづらくなります。しっかり情報をかぎ分けるスキルを身に着けていきましょう。

 

その上で、個人としては、会社に依存せずしっかりと、あなた自身のスキルを上げていけるように、自己研鑽をしていきましょう。そういう意味で僕は、このブログを運営しています。

ビジネスの考え方や、資産形成、副業など、今話題で、かつ僕が取り組んでいるものを発信しているので引き続きブログをウォッチしてもらえればうれしいです。

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