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【悲報】卒業後3年以内は新卒扱いの人の就活は厳しい

2020年10月28日

卒業後3年以内は新卒扱いって聞くけど、実際どうなの?

2020年は、新型コロナウイルスの影響で、

新卒採用は大混乱し、求人も減っており

おそらく就職できない新卒も多くなる見込みです。

 

そこで、政府は「卒業後3年以内は新卒扱い」について

あらためて経済界に要請したというニュースが出ました。

 

これを聞いて新卒の就活生はどう感じるのでしょうか?

「やった!チャンスがあるから安心だ」

「卒業後3年以内は新卒扱いって言っても厳しいでしょ」

いろんな反応があると思います。

 

とりあえずわかっていることは、

このニュースを見て「気長に就活しよう・・・」

と思うようなタイプは、それこそ、絶対に就職先は決まりません

絶対にです。

 

僕は、これまで10年以上新卒、既卒領域で

就職支援のコンサルタントとして働いています。

 

今回のブログ記事では、その観点から、

・卒業後3年以内は新卒扱いについてのニュースの深堀

・卒業後3年以内の人の就活事情

について、解説します。

 

 

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卒業後3年以内は新卒扱いニュースの背景

卒業後3年以内は新卒扱い

まずは、「卒業後3年以内は新卒扱い」のニュースについて確認しましょう。

 

「卒業後3年以内の人が新卒扱い」政府が経済界に要請

2020年10月28日の日経新聞から引用したものです。

政府は27日、新型コロナウイルス禍による学生の就職難を和らげるため卒業後3年間は新卒扱いするよう経済界に要請した。感染拡大で通常の就職活動が難しくなったことに配慮してもらう。

~中略~

「意欲や能力のある若者が就職の機会を失い、夢や希望を奪われないよう柔軟な対応をお願いしたい」。萩生田光一文部科学相は27日、経団連の冨田哲郎副会長ら経済4団体の代表にこう呼びかけた。会談は田村憲久厚生労働相と坂本哲志一億総活躍相、長坂康正経済産業副大臣が同席した。

3年間の新卒扱いを想定するのは21年春卒と22年春卒の学生。就活だけでなく学業や日常生活にも支障をきたしている。00年前後など雇用情勢が厳しい時期に就職活動をした結果、不安定な就労環境に置かれることになった氷河期世代の問題も念頭にある。コロナ禍で同様の事態が起きないよう配慮を求める。

引用:日本経済新聞(2020年10月28日)

ということで、政府が経済4団体に、

「卒業後3年以内の人を新卒扱い」とするように要請を求めました。

 

実際に、コロナショックで影響を受けた

新卒採用市場は、今どんな状況なのか?確認しましょう。

 

10月時点の2021年卒の就職内定率は88.7%

リクルートキャリア「就職みらい研究所」のまとめによると、

2020年10月1日時点での2021年卒の学生の就職内定率は88.7%です。

2021年卒の内定率

引用:NHK「就活応援ニュースゼミ」

6月1日時点では2020年卒と比べると13.4%あった差が、

10月1日時点では5.1%と縮まってきていて、

コロナ禍でも緩やかな回復傾向にあるようです。

2021年新卒の求人倍率と内定率
【2020年10月】2021年新卒採用の求人倍率と就職内定率の状況

続きを見る

とはいえ、就職内定率はこのあと横ばいで例年95%程度となります。

ですから、この2021年卒についての最終的な就職内定率は92~93%程度で落ち着くでしょう。

 

割合で見ると「結構就職できているじゃん!」と思いますが、

新卒市場で就活している人は50万人もいるので、

その8%の4万人が就職できないとなると、なかなか厳しい現実が見えてきます。

 

卒業後3年以内の人の就活が厳しい理由

卒業後3年以内は新卒扱い

卒業後3年以内の人を新卒扱いにする意味を具体的に考えましょう。

 

就職活動する人が増える

「卒業後3年以内の人を新卒扱いする」というのは、

就職できなかった4万人が、次の世代の新卒50万人と、一緒に就職活動することになります。

 

そして、また次の世代も4~5万人就職できない人が増えて、

また、次の世代と一緒に就職活動をしていく・・・

という連鎖が起きていくのです。

 

企業の求人数は増えない

一方で、企業の求人数はどうなるかというと、

まだまだ新型コロナウイルスの収束が見えない中で、

業績も苦しい会社が多く、すぐに採用活動が活発になるとは予測しにくいです。

 

こちらのグラフは、2022年卒の採用予定の見込みです。

今後の採用予定

引用:株式会社ディスコ「新卒採用に関する企業調査2020年10月」

今年度の見込み通りが6割程度ですが、未定も2割あるので、

これらの企業の動向次第では、より求人数は減る可能性もあります。

 

求人倍率の低下により新卒での就職は激戦となる

ここまで見てきたように、来年度以降の新卒採用においては

ポイント

・就職活動する人が増える

・企業の求人は減る

ということが見えてきます。

 

これは、結果的に、求人倍率(一人当たり、どのくらいの求人があるのか?)の低下を招きます。

求人倍率が下がるということは、

学生:就職するのが、より厳しくなる

企業:採用するのが、より簡単になる

ということなのです。

 

こうなると、卒業後3年以内人を新卒扱いしたところで、

「卒業して就職していない人」が現役の新卒市場に、

何もせず、入っていったところで、ほぼ勝ち目はありません。

 

卒業後3年以内の人が新卒採用として受け入れられるには、

現役で就活をしていた時以上に、頑張らないと就職はできないという

厳しい現実が待っているのです。

 

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【まとめ】卒業後3年以内の人の新卒扱いについて

卒業後3年以内は新卒扱い

いかがでしたでしょうか?

 

「卒業後3年以内の人の新卒扱い」のニュースについてまとめてみました。

再度、結論をお伝えすると、今後の新卒の就職市場は

・就職したい人が増える

・採用したい企業が減る

・新卒の就職市場は激化する

ということで、就職する難易度は上がっていきます。

 

卒業してしまった人が、普通に同じテンションで

新卒として就職活動しても、絶対に見向きもされません。

 

企業は、同じレベルの人なら、現役生を採用します。

 

ですから、「卒業後3年以内を新卒扱い」というのを真に受けていては

絶対に就職活動はうまくいきません。

 

その点をしっかりと認識して、今どういう行動をすべきか?

こちらの記事にまとめています。

卒業後3年以内
【失敗しない】卒業後3年以内でも新卒として就職する方法

続きを見る

しっかりと対策して、アクションを増やしていきましょう。

 

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