準備期間はどのくらいなんだろう?
大会までに、何をやればいいんだろう?
ここでは、トライアスロン初心者の人が
実際にチャレンジしようとするときの
こんな疑問に対して、解説します。
結論からいうと
トライアスロン初参加の場合、
6カ月間かけて準備をしましょう!!
この6カ月で、何を、どのように準備をするのか?
10のステップでまとめましたので、
ぜひ、計画の参考にしてみてください。
目次
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準備期間:本番6~3カ月前
この準備期間で、各種目に慣れたり、自分自身が、
・何が好きで(得意で)
・何が嫌いか(苦手か)
などを、把握していく期間にしましょう。
この期間は、楽しく、練習へのモチベーションを
上げていきましょう。
①大会エントリー
トライアスロンの大会は、
開催日の数か月前にエントリーが始まります。
基本的には、インターネットからの応募になります。
自分の住むエリアから、遠方で行われる場合は、
開催地に前泊するなどが必要になります。
スケジュールに余裕を持ち、交通手段や、
宿泊施設などの手配も大切です。
初めての大会であれば、できれば
車(レンタカー)でいける範囲がオススメです。
なぜかというと、ロードバイクを車に載せて
移動ができるからです。
初心者の人が、ロードバイクを手持ちで運んだり
空輸したりするのはハードルが大きいです。
車であれば、大きな負担なく運べるので
まずは、身近なエリアで大会を探しましょう。
②トレーニング環境づくり
スイム、バイク、ランと3種類の種目の
トレーニングをするのがトライアスロンですが、
意外に困るのが、トレーニング環境の確保です。
ランニングやロードバイク向けのコースを探す、
スイム用のプールを探すなど、練習環境を探しましょう。
ランニングは比較的、練習しやすいですが、
バイクは、交通量が多いと難しいです。
川沿いなどにサイクリングコースは多いので、
そのあたりを探してみましょう。
また、トライアスロンから本格的に水泳ををする、
という人は、スイムについて不安もあるともいます。
その場合は、こちらも参考にしてみてください。
-
【トライアスロン初心者】スイムは何泳ぎ?スイムトレーニングのポイントを紹介します
続きを見る
③アイテム購入
トライアスロンは、そろえるアイテムも多いです。
ただし、大切なことは、いきなり揃えすぎないことです。
最低限の、
・ランニングシューズ
・水着
・ロードバイク、ヘルメット、サングラス
くらいからでOKです。
ほかの備品は、トレーニングに慣れてきて、
必要なものを徐々に買い足していきましょう。
僕も、最初に、バイクウェアなど
ランニングがしづらいウェアを購入してしまい
結局レースで使わないこともありました。
ちなみに、バイク選びが投資も大きく、
何を基準に買ったらよいかわからない、
ということがあると思いますので
下記の記事も参考にしてみてください。
-
【トライアスロン初心者向け】初めてバイクを買う時の選び方
続きを見る
-
【トライアスロン初心者向け】バイクの準備と初トレーニングに向けて
続きを見る
強化期間:本番3~2か月前
本番3か月前になってきたら、
いよいよ体力やスキルを磨いていくための
強化トレーニングに入っていきます。
本番を想定したタイムなどをイメージしながら
徐々に練習強度を上げていくのです。
時には「練習がつらい!」となるかもしれませんが、
その努力が、完走の達成感につながります!
④体力、スキル強化
スイム、バイク、ランの各種目の強度をあげつつ
オープンウォーター(海など)での練習をしてみたり、
週末や時間があるときには、2種目以上を
組み合わせるトレーニングもチャレンジしましょう。
たとえば
・バイク40km + ランニング10km
・スイム1.5km + ランニング10km
などです。
この練習ができれば、完走へのイメージも固まり
自信がわいてきますよ。
⑤コンディショニングの充実
トレーニング強度が上がるので、
身体のケアに、かける時間もとりましょう。
練習のし過ぎは、身体に負担をかけ、
ケガにつながってしまいます。
練習量に合わせて、コンディションを整えましょう。
特に、気温の高い時期(春~夏)にトレーニング強度を
上げることが多いと思います。
僕も、真夏の炎天下でバイク50kmなどをして
熱中症になったこともあります。
水分補給、栄養補給も、心がけながら
最適なトレーニングをしていきましょう。
⑥レースプランを考える
エントリーしている大会の
気温や水温、湿度、風、路面、起伏など
コースの特徴を確認して、
トレーニングの内容にも反映していきましょう。
また、実際に、10kmのマラソン大会などに
出てみることもオススメです。
普段の練習と違い、大会の雰囲気などにも
慣れておくと、また準備のイメージも変わってきます。
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調整期間:本番1か月前~直前
いよいよ、本番まで、残すところ1カ月。
これまでのトレーニングの状況次第で
ストレスがたまったりする時期でもあります。
焦る気持ちも出てきますが、この期間は、
コンディションを整え続けることを第一優先に、
無理せず、本番を迎えましょう。
⑦練習量を徐々に減らす
レース本番前の、ハードトレーニングは、
疲労がたまり逆効果になることが多いです。
この期間になると、
「練習が足りないかも・・・」
と不安になることも多いです。
ただし、そこまでに、しっかり準備できていれば
本番では、意外と力を出せるものです。
この期間は意図的に、練習量を減らし、
疲労を残さないようにすることを心がけましょう。
⑧アイテムの確認
レース本番で必要なものを再確認しましょう。
おそらく、この期間に、レースのパンフレットや
事前案内も届きます。
たいていは、トライアスロンのアイテムの
チェックリストなどが、掲載されているので
そのようなものも参考になります。
しっかり本番を迎えられるように準備しましょう。
特にバイクのメンテナンスなどは必須です。
ちなみに、僕は、水泳のゴーグルを忘れたことがあります。
かなりの田舎の大会だったので、そのエリアには
ゴーグルなど売っているショップがなく、
1,5kmゴーグルなしで、泳ぐ羽目になりました。。。
⑨補給アイテムを練習で試す
トライアスロンは過酷なスポーツです。
レース中のサプリメントなどの補給アイテムは
身体的にも、精神的にも重要です。
練習で、使用して、味や食感を確かめておきましょう。
本番で、初めて食べてみると、好みではなく
ストレスになる、などもあります。
僕も、「このサプリ開けづらい・・」と、
最後のランで疲れながら、違うストレスを感じたこともあります。
⑩コンディショニングの徹底
レース本番の1週間前からは、
疲労をためないように、練習以外の
体力消耗をなるべく減らすようにしましょう。
また、睡眠や食事なども本番を想定して
リズムをつくっていきましょう。
レース当日は、スタートの4時間前くらいに
起きると良いです。
ですから、多くは朝4時、5時台に
起床することになると思いますので、
そのあたりを想定して、
起きる時間のリズムをつくりましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
トライアスロンへのチャレンジへの
計画や道筋は見えてきましたか?
トライアスロンは過酷と言われつつも、
初心者でも、しっかり準備すれば、必ず完走できます。
トライアスリートになれば、周囲からも
「すごいねー!!!」とたくさん言われます。
トライアスロンを完走している人は
身近になかなかいませんからね。
ぜひ、楽しく、トライアスロンの
トレーニングを積んでいってくださいね!