子どもの教育費にむけてジュニアNISAが気になるけど、実際どうなの?注意点とか知りたいな
子どもの教育費についてジュニアNISAを検討している人もいると思います。
ということで、実際にジュニアNISAを運用している僕が、ジュニアNISAの注意点をお伝えします。
僕は、2020年12月からジュニアNISAの運用を始めましたが、2021年8月現在+226,101円になっています。
僕はジュニアNISA初心者ですが、積立NISAやiDeCoなども取り組んだうえで、もう少し投資先を探していたので、ジュニアNISAを始めました。
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ジュニアNISAは2023年で制度が終了してしまうのですが、年間80万円まで非課税枠があるので、2020年~2023年の4年総額320万円の非課税枠を狙ってジュニアNISA利用を開始しました。
ということで今回のブログでは、ジュニアNISAをこれから検討している人向けに
・ジュニアNISAの運用成績(2021年8月時点)
・ジュニアNISA運用の注意点
などについて解説したいと思います。
ジュニアNISAを具体的に知りたい人は、ぜひ最後まで見ていってください!
目次
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ジュニアNISAの2021年8月の運用実績は+226,101円
まずはジュニアNISAの2021年8月時点の運用実績を見ていきましょう。
ジュニアNISA2021年8月の運用実績
僕のジュニアNISA2021年8月の運用実績はこちらです。
現在の評価額が約142.6万円で、リターンが+22.6万となっていますね。
もうすこし具体的に見てみるとこちらの表になります。
投資総額 | 時価評価額 | 評価損益 | 評価利回り |
1,199,996円 | 1,426,907円 | +226,101円 | +15.8% |
ジュニアNISAへの最初の投資は2020年12月に80万円しました。
そこから約9か月で+15.8%とは、割と順調な推移です。
ジュニアNISAの非課税枠を一年でもなんとかはやく使いたい!と思い、2020年12月から投資を開始しました。
1か月投資期間が遅れると、320万円(80万円×4年)投資できるところが、240万円(80万円×3年)となるので、とても大事なタイミングでした。
ジュニアNISA2021年8月の運用商品
ちなみに、僕がジュニアNISAで運用している商品はこちらです。
基本的にジュニアNISAは子どもが18歳になるまで引き出せません。
それは、13年後なので、それまで上がり続けるであろう海外株式を中心に構成しています。
長期投資なので、積立NISAの延長でインデックス投資メインで、全世界株式とアメリカ株式を50:50の比率で購入していっています。
投資総額 | 時価評価額 | 評価損益 | 評価利回り | |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 599,998円 | 700,526円 | 100,528円 | +16.75% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 599,998円 | 725,571円 | 125,573円 | +20.92% |
僕が運用しているのは、投資信託の中でも手数料が安く人気のあるeMAXIS Slimシリーズです。
ということで、ここまで僕のジュニアNISAの運用実績をお伝えしてきました。
順調ではありますが、運用する中での注意点もあるので、3つお伝えしておきますね。
ジュニアNISA運用3つの注意点
それでは、ジュニアNISA運用の3つの注意点を見ていきましょう。
ジュニアNISAの注意点①ジュニアNISAは2023年で制度が廃止になる
ジュニアNISAは、2023年で制度の廃止が決定しています。
背景としては、NISAと言いながら子どもが18歳になるまで原則払いだせないなど、使いづらさから人気がなかったことが要因のようです。
ですからこの記事の投稿である2021年8月時点ではのこり、3年(2021年、2022年、2023年)しか運用ができません。
非課税枠が80万円なので、3年で240万円を非課税で運用できるということをメリットととるかどうか?がポイントです。
投資余力があれば使い道はあると思いますが、3年で240万円の投資が難しければ控えたほうが良いかもしれません。
ジュニアNISAの注意点②ジュニアNISAの途中引き出しは課税される
ジュニアNISA口座からの途中引き出しは課税対象となりますし、払い出し制限があります。
それは口座名義人が18歳になるまでは、災害などの特別な事情がない限り払い出しができないということです。
18歳になる前に払い出してしまった場合は、払い出し期間以前の利益までさかのぼった利益に対して課税されることになります。
ですから、長期的につかわない投資余力がある家庭の方が、使いやすい制度でしょう。
ジュニアNISAの注意点③金融機関の途中変更ができない
金融機関の変更ができないこともジュニアNISAのデメリットといえます。
NISA口座は年に1度なら金融機関の変更が認められていますが、ジュニアNISAは金融機関の変更は認められていません。
既存のジュニアNISA口座を廃止する場合は、これまでの全ての利益に課税されます。
またジュニアNISA口座を開設する場合にかかる期間は、1ヶ月から2ヶ月程度かかる場合もあります。
かかる税金や時間と手間を考えるなら、金融機関の変更をしなくてもいいように、初期の段階で下調べをしておきましょう。
僕はジュニアNISAは楽天証券で運用していますが、SBI証券でもiDeCoの運用をしています。
この2大ネット証券であれば問題ないでしょう。
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【まとめ】ジュニアNISAの運用実績と3つの注意点
いかがでしたでしょうか?
今回のブログ記事では、2020年12月から投資したジュニアNISAの運用成績や注意点を見てきました。
改めて、注意点をまとめておきます。
①ジュニアNISAは2023年で制度が廃止になる
②ジュニアNISAの途中引き出しは課税される
③金融機関の途中変更ができない
ジュニアNISAは2023年で制度が終わってしまうので、2021年現在でいうと、残りの運用枠は80万円×3年で240万円となります。
この240万円を、子どもが成人するまでの10年以上使わないだろう、という人にとってはオススメできる制度です。
ですから、ジュニアNISAの運用に向く人は投資余力のある人ととなります。
つまり、積立NISAやiDeCoなどをやっていて、それでも投資をしたい、という人が良いかなと思います。
子どもの教育費と考えると大学の授業料などに充てられることが多いと思います。
240万円をうまく運用すれば、300万~400万程度にはなるかもしれません。
そういった意味で、この3年をうまく活用できるかどうか?がポイントですね。
新しい投資先を考えている人は、ジュニアNISA口座を開設して、長期投資をして、子どもの将来に活かしていきましょう。