マラソンをそこそこしてきていて、
そろそろ新たなチャレンジがしたいんだよね。
トライアスロンには興味あるんだけど、
でもハードルが高いよなぁ・・・
こんな風な相談を受けることがよくあります。
そのような人がいたときに、僕が最初に提案するのが、
「デュアスロンやアクアスロンからやってみたら?」
と言っています。
トライアスロンの関連スポーツとして
・ラン・バイク・ランで競われる「デュアスロン」
・スイムとランの「アクアスロン」
があります。
これらの大会も、最近では 人気が高まってきており、
世界選手権が開催されているものもあります。
ここではデュアスロンやアクアスロンについて、見ていきましょう。
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水泳が苦手な人は「デュアスロン」から始めよう
『スイム→バイク→ラン』で競うトライアスロンからスイムを抜いて、
スイムが無い代わりに、ランを二度行うのがデュアスロンです。
これからトライアスロン始めたいけど、
・水泳が苦手なんだよなー
・まずはバイクとランを中心にやってみたい
という人にオススメです。
最初に行うランを『ファーストラン』、
2回目に行うランを『セカンドラン』と呼びます。
※triathlonの「tri」が3を表すのに対し、duathlonの「du」は2を意味します。
走行距離は大会、クラスによって異なり、
デュアスロンの種類
初心者向け:ラン0.5km+バイク5km+ラン0.5km
体力を要する:ラン10km+バイク85km+ラン5km
公式距離:ラン10km+バイク40km+ラン5km
などがあります。
スタート地点とゴール地点が同じで、
2回のランは同じ距離(多くは同じコース)を走る場合と、
スタート地点とゴール地点が異なり、距離、ルートも違う場合があります。
自転車愛好者の多いヨーロッパで は、
一つのスポーツ文化となっていて、
トライアスロンの大会数を上回るほど
各地で大会が実施されています。
気軽に完走を楽しむ老若男女から、
「デュアスリート」と呼ばれる非常にレベルの高い
この競技専門のアスリートまで誕生し、
様々なレベルの選手たちがこの複合スポーツをしています。
国際トライアスロン連合(ITU)では、
デュアスロン人気の高いヨーロッパを中心に、
各国の代表選手が参加する世界選手権を毎年開催致しています。
日本でも、冬場に大会の無い
トライア スリート達が中心になって競技が始まりましたが、
水泳が無く手軽にできるよね、ということで
マラソンランナーやサイクリスト達に広く受け入れられています。
基礎を固めたいなら「アクアスロン」から始めよう
その名の通り、スイムとランの2種目を
組み合わせたものがアクアスロンと呼ばれます。
国際トライアスロン連合のワールドチャンピオンシップでは、
ラン2.5km+スイム1km+ラン2.5kmで行われています。
水温が22℃以下の場合は、スイム1km+ラン5kmに変更されます。
一般の大会では必ずしもこの距離で行われるわけではないですが、
原則として日本での市民大会は、最初のランを行わず
スイム+ランという形で行うものが多いです。
トライアスロンを検討している人には、
まずは、このアクアスロンから
チャレンジしてみることをオススメします。
その理由は
「コストがかからない」
「スイムに慣れる」
ということがあります。具体的に見ていきましょう。
コストがかからない
トライアスロンで最もコストのかかる競技は、圧倒的にバイクです。
バイクは、安いロードバイクを買ったとしても、10万円程度ですし、
ヘルメットやビンディングシューズなど周辺ツールを購入すると
いつの間にか20万円を超えちゃっています。
またタイヤもパンクする可能性があるので、維持するコストもかかります。
その点、アクアスロンは、水着とランニングシューズさえあれば、
チャレンジできるので、やり方によれば1万円を切ることもあるでしょう。
スイムに慣れる
個人差はありますが、トライアスロンの3種の中で、
壁が高いのはスイムだと思います。
なぜなら、「海」を泳ぐからです。
ランやバイクであれば、しんどい、危ないと感じたら、
その場で静止して、休憩する、あるいはリタイヤするなどできますが、
スイムについては、そうはいきません。
ライフセーバーが多数見守ってくれるとは思いますが、
視界も悪い状況でその場でとはなかなかいきません。
アクアスロンは、水中と陸上という2種類の
有酸素運動を組み合わせているので、
バランスよく身体を鍛えることができます。
健康のために体を動かしたい人にもオススメなのがアクアスロンです。
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トライアスロンに向けて新しいチャレンジ始めませんか?
マラソンも完走できるようになったし、
タイムも4時間台そこそこで走れるようになったし、
そろそろトライアスロンにチャレンジしたい、
でも自分にできるか不安・・・。
そんな人がいたら、これまで見てきたように
デュアスロンやアクアスロンがオススメです。
また、他にも、1人が1種目づつを行いバトンをつなぐ、
プールを利用した都市型ミニトライアスロン大会なども、
トライアスロンへの入門として注目を集めています
トライアスロンは競技年齢層も幅広く、
小中学生が参加できるキッズ・
それに伴い、指導者も少しずつ増え、
各地で行われるようになってきました。
現在トライアスロン愛好者は、
3種目を行うトライアスロンスポーツは、
故障も比較的少ないので、
いずれのトライアスリートを目指して、まずは、新しいチャレンジを始めてみましょう。