チャレンジ富士五湖ウルトラマンの4LAKES(100㎞)を完走してきました。これからチャレンジしていく人のためにコースの解説をしたいと思います。
ということで、今回のブログではチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100㎞の完走を目指す人のために
・コースの特徴
・10㎞ごとのポイント
についてお伝えしていきます。
今回のブログでは2022年大会の走りながらの動画も多くあるので、コースのイメージをつけてもらえればと思います。
目次
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コース解説:富士五湖ウルトラマラソン完走のためのポイント
まずは、コース解説ということで、富士五湖ウルトラマラソンの特徴をおさえましょう。
コース解説①100㎞では4つの湖を走る
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの100㎞の部門では、山中湖、河口湖、西湖、精進湖の4つを走ります。
スタート地点の富士北麓公園をスタートして、山中湖をまわって戻ってきたら、それで約40㎞です。
「もう半分おわるやん!」みたいな感じです。
コース解説②高低差がある
富士五湖ウルトラマラソンは高低差があり、割と難易度の高いコースといわれています。
約200m程度の高低差があり、このアップダウンをどのようにはしるのか?が重要です。
完走を目指すなら、上り坂は無理せず歩くという作戦も大切です。
また、下り坂も調子にのらずにペースを上げすぎないようにしましょう。
コース解説③気温差がある
富士五湖ウルトラマラソンでは、朝4~5時という早朝スタートから、制限時間14時間なので夕方6~7時くらいまで走る可能性があります。
気温差も大きいので、ウェアをどのようなものを選ぶのか?もポイントです。
過去3大会の気温差も6.6℃~19.1℃となかなか開きが大きいですね。
年 | 日時 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 気温差 |
2022 | 4月17日 | 6.8℃ | 10.0℃ | 3.4℃ | 6.6℃ |
2019 | 4月21日 | 12.9℃ | 21.1℃ | 4.6℃ | 16.5℃ |
2018 | 4月22日 | 16.6℃ | 26.6℃ | 7.5℃ | 19.1℃ |
こちらの記事では、どのような準備をすべきか?について書いています。
一緒に見てもらえると嬉しいです。
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【準備編】チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン2022を完走してきた
続きを見る
コース解説:富士五湖ウルトラマラソン10㎞ごとの詳細
それでは、実際のコースを10㎞ごとに見ていきましょう。
スタート~10㎞
まずは、スタート地点。
富士五湖ウルトラマン100㎞の部では約2000人を3つのブロックに分けてスタート。
この区間は、スタートから山中湖に向かう道路沿いのコース。
基本的に下りが多く序盤でスピード出しやすいですので、調子に乗らないことが大事だと思います。
途中4~5か所くらい信号待ちをしなければなりません。
「え~、なんだよ~」とか思いますが、どうせ後半に休むので気にしないでおきましょう(笑)。
信号待ちをくらったら、ストレッチするなどして気長に待ちましょう。
こちらの動画が10㎞地点です。まずは1つ目クリア。
10㎞~20㎞
山中湖にはいり、フラットコースに入ります。
天気が良いと逆さ富士が見えます。
早朝(だいたい6時~7時)で、空気も澄んでいてとても気持ちいいです。
2022年大会では常にくもっていて、富士山は一度も見れませんでした。
本当は、この向こうに富士山がいるのです。
20㎞~30㎞
山中湖を走り終えて、スタート地点に戻るコースになります。
このあたりもまだまだフラットで割と走りやすいと思います。
ただ、ちらほらと歩く人も出てくる感じですね。
ここで歩いている人は、その後どうなるんでしょうか・・・。
30㎞~40㎞
個人的には、ここが序盤の鬼門区間だと思います。
37㎞くらいからの1㎞程度の上り坂で、太ももに乳酸がたまっていきます。
この坂道は後半に向けて歩いても良いかもしれません。
この辺は事前の作戦にもよるかなと思います。
40㎞~50㎞
河口湖へ突入する区間です。
まず40㎞過ぎで登ってきたのを一気に3㎞くらい下ります。
ここで調子にのって走りすぎると、後半死にます。気を付けましょう。
そして、45㎞過ぎくらいから河口湖へ。
春なので、ちょうど桜が見ごろです。
この景色をみるために走っているんだ、そう思える楽しい区間ですね。
50㎞~60㎞
いよいよ50㎞を超えました。
河口湖を終えて、西湖に向かいます。
56㎞地点に大きなエイドがあるので、そこで休憩しましょう。
ただ、ここで休憩しすぎて、身体が動かない、ということがあります。
長居は禁物です。そしてエイド後に、2㎞くらいの上り坂。
ここは歩いちゃいますね。
60㎞~70㎞
西湖から精進湖へ。途中、地元名物の吉田うどんも食べられます。
ここで食べ過ぎると、腹痛の原因になりますので気を付けましょう。
疲れて、食べて、となるので、歩いているランナーも多くなります。
「なんで走っているんだろう・・・」と気持ちも負けだします。
なんとなく道のりも殺風景になってくるので寂しくなるのがこの辺です。
70㎞~80㎞
個人的には、この区間が一番つらいです。
走ったり、歩いたり、エイドで休んだり、弱い自分と向き合う区間です。
ゆるいですが、アップダウンも多いので、気持ちが負けやすいです。
ただランナーさんとすれ違いがたくさんあるので、互いに励ましあったりできるのもこの区間の特徴です。
ここをのりこえれば、ゴールが近づいてくることを感じるでしょう!
80㎞~90㎞
下りとフラットコースになりますし、来た道を戻る場面が多いので、走りやすくなります。
ゴールももうすぐだ、と少し希望が見え始めます。
一歩一歩踏み出して、ゴールに向かいましょう。
90㎞~ゴール
残り10㎞でゴールは確信できるようになるでしょう。
あとは、どこまでタイムを縮められるか?ですね。
ただ、最後にモンスターがまっています。
約3㎞におよぶ上り坂。ここを走り切れる人は偉人です。
登り切ったら1日の苦労が走馬灯のように駆け巡ります。
そんな感傷にひたりながら、ゴールを迎えるのです!!感動です!
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【まとめ】富士五湖ウルトラマラソンのコース解説
いかがでしたでしょうか?
今回のブログではチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100㎞の部門についてのコースの解説をしてみました。
たくさんの動画がありましたが、少しイメージがわいたかな?と思います。
天気も曇っていたので、コースの魅力が伝わらないのが残念です。
ちなみに、僕の完走タイムは11時間34分39秒でした。
サブテン(10時間切り)を目指していたのですが、キロ6分ペースを保てたのは55㎞まででした。
サブテンは次の楽しみということで、今後もランニングを頑張っていきます!