3種目あるけど、トレーニングは、
どのようにすればよいの?
トライアスロンのトレーニングを始めるにあたって
最初に悩むのは、トレーニングのバランスです。
トライアスロンをはじめようと思う人の多くは、
プロの競技者ではありません。
普段は仕事や学校があり、
トレーニングに使える時間は限られます。
ですから、スイム、バイク、ランの
練習時間を均一にするのではなく、
ランを中心にすることがオススメです。
僕も、社会人をやりながら、トライアスロンをしていますが、
トレーニングのバランスとしては、ランが中心です。
この記事では、トライアスロン初心者に向けて
・ラン中心でトレーニングを行う理由
・ラン中心の具体的トレーニング内容
について、解説していきます。
目次
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トライアスロン初心者は、ラン中心トレーニングがオススメな理由
ランは、スイムやバイクに比べて、
いつでも、どこでも、トレーニングができます。
スイムは、プールのある施設に行かねばなりませんし、
バイクは、練習時間が長く、サイクリングロードなど
道路が整備されているエリアに向かう必要もあるからです。
また、トライアスロンは
「過酷なスポーツ」と言われ
基礎体力のベースが必要となります。
この基礎体力を養うには、ランニングが
もっとも効率的なのです。
ということで、トライアスロン初心者の人は、
「ランニング」をトレーニングの柱としましょう。
今回は、ランを中心としたトレーニングのポイントを
二つご紹介しますので、ご参考ください!
トライアスロン完走に向けたラントレーニングの二つのポイント
それでは、具体的にトライアスロン初心者の人が
ラントレーニングを中心に据えるときの
具体的な取り組み内容についてご紹介します。
①ラン60%、スイム30%、バイク10%
日常が忙しい人にオススメなのは、
このようなグラフの割合です。
ただ、もちろん、ケースバイケースなので、
暑い時期は、スイムの頻度を増やしたり、
気分転換のために、休日にロングライドをしてもかまいません。
あくまでも目安として、捉えてください。
「バイクの練習をやっていないから不安・・・」
などと、考える必要はありません。
ランを中心にすることで、必ず他の種目の能力も上がります。
僕のトレーニング仲間も、しばらくランニングを続けるだけで、
泳げなかったのが、いつの間にか泳げるようになりました。
これは、基礎体力の向上により体幹にスイッチが入り、
スイムでも生かされるようになったからです。
ですから、まずはランでベースをつくり
徐々にスイムやバイクのトレーニングを増やしていきましょう。
②初心者向け週間トレーニング例
下記のようなイメージで、ランを中心にトレーニングをして、
スイムやバイクを週末などに週一回程度入れるようにしましょう。
火曜:ラン10km 1時間
木曜:ラン10km 1時間
土曜:バイク30km 2時間
日曜:スイム1km 1時間 + ラン10km 1時間
このようなトレーニング計画で、
3か月程度練習していけば
トライアスロン完走も見えてきますよ。
トライアスロン攻略で身に着けるべきはタイムマネジメント能力
ここまでトレーニング計画について書いてきましたが、
ここで大切なのは、週末のスイムやバイクの練習時間の捻出です。
スイムは、水泳の練習ができる施設に行くのに、
往復の移動時間や着替えなど含めると、
おそらく1時間以上はかかるでしょう。
バイクについても、気持ちよくバイクの練習ができる場所
例えば、河川敷などのサイクリングコースに、
すぐに行けるという人はまれです。
さらに、バイクは、1度で30~40kmくらい走って
慣れる必要があるので、そういう意味でも、
走った時間+30分~1時間は余計に時間を見積もる必要があります。
つまり、スイムやバイクは、練習時間にプラスして、
準備や移動の時間がかかるので、このあたりの
タイムマネジメント能力が必要なのです。
トライアスロン初心者が、達成のために
獲得するべきは、体力やスキルもそうですが、
このタイムマネジメント能力も、とても大切だと感じます。
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まとめ
ということで、今回は、トライアスロン初心者の人向けに、
まずは「ラン」の練習を中心にしましょう、という内容でした。
改めてまとめます。
まとめ
・ラントレーニングを中心にトライアスロンの基礎体力をつけよう
・バイクとスイムは週一から時間を捻出しよう
・トライアスロン達成にはタイムマネジメント能力も向上させよう
ただ、大切なのはトレーニングを継続して楽しむことです。
計画を組みすぎて、「できなかった・・・」と
自己嫌悪になってしまっては続きません。
ランを中心にオススメしましたが、
あなたが、楽しく、続けられる環境を
模索してみてください。
楽しく続けるためには
・一緒に頑張る仲間を見つける
・毎週のタイムの向上を記録する
・新しいウェアなどを購入する
などで、モチベーションを
維持し続けることも大事になります。
ぜひ、楽しいトレーニングを続けて
楽しくトライアスロンにチャレンジしてみてくださいね!