
『Mペース』については知ってはいるけど、
実際のトレーニングでは、どのように活かしていけばいい?
具体的なトレーニング方は何があるの??
さて、マラソントレーニングの
M(Marathon)ペースですが、
その名の通り、マラソンでのペースを表します。
マラソンペースの練習をすることで、
自分の目標タイムに対しての
・自信を身に着けたり
・足りないことを補ったり
と、改善ポイントが見えてきますよね。
今回は、このMペースについて、
代表的な目標タイムのペースと共に、
より効果的なトレーニングの方法なども
ご紹介していきます。
尚、トレーニング根拠としては、
1970年代から提唱されている「世界一の指導者」と言われる
ジャック・ダニエルズ氏のVdot表をもとに、算出していきます。
ですから、あなたの現状のMペースや
目標とするMペースなどがわかりますので、
ぜひ、今後のトレーニングの参考にしてください。
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Mペーストレーニングの目的は?
あらためて、Mペースランニングの目的を整理しましょう。
Mペースの目的
①レースペースに慣れる
②レースペースで走ることで自信を付ける
当然といえば当然ですよね。
例えば、フルマラソンでサブ3が目標であれば、
目標ペースはキロ4分14秒となります。
この目標レースペースであるキロ4分14秒で走ることで
・レースペースで走って、身体の異変がないか
・レースペースで走って、余裕があるか
・このペースでフルマラソンを走り切れるのか
ということを確認するのです。
これらの確認を定期的に確認していくことで、
自分の努力すべきポイントが見えてきますよね。
また、トレーニングで余裕をもて『Mペース』で走れれば
本番での目標達成が見えてきてメンタルの安定につながります。
では、具体的に、Mペースを確認しましょう。
ここでは、Vdotという指標をもとに確認します。
Vdot表って何?Mペースって?マラソンにどう関係するの?
まず、Vdotについて確認します。
簡単に言うと「Vdot=最大酸素摂取量」です。
マラソンのような有酸素運動では、
「いかに酸素摂取量を上げあるか?=心拍機能を高められるのか?」
が重要となります。
ですからVdot表とは
「このタイムを狙うなら、このVdotが必要」
という目安がかかれた一覧表になります。
Vdotについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
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VdotとVO2maxはどう違う?マラソンのタイムを予測するには?
続きを見る
自分のVdotや、目標のVdotを知ることで、
・マラソンのタイムが予測できる
・目標とのVdot差を把握しトレーニングができる
・オーバーワークによる疲労やケガを防ぐ
ということができます。
実際に、下記がVdot表になります。
Vdot | 1.5km | 5km | 10km | ハーフ | フル |
30 | 8:30 | 30:40 | 63:46 | 2:21:04 | 4:49:17 |
31 | 8:15 | 29:51 | 62:03 | 2:17:21 | 4:41:57 |
32 | 8:02 | 29:05 | 60:26 | 2:13:49 | 4:34:59 |
33 | 7:49 | 28:21 | 58:54 | 2:10:27 | 4:28:22 |
34 | 7:37 | 27:39 | 57:26 | 2:07:16 | 4:22:03 |
35 | 7:25 | 27:00 | 56:03 | 2:04:13 | 4:16:03 |
36 | 7:14 | 26:22 | 54:44 | 2:01:19 | 4:10:19 |
37 | 7:04 | 25:46 | 53:29 | 1:58:34 | 4:04:50 |
38 | 6:54 | 25:12 | 52:17 | 1:55:55 | 3:59:35 |
39 | 6:44 | 24:39 | 51:09 | 1:53:24 | 3:54:34 |
40 | 6:35 | 24:08 | 50:03 | 1:50:59 | 3:49:45 |
41 | 6:27 | 23:38 | 49:01 | 1:48:40 | 3:45:09 |
42 | 6:19 | 23:09 | 48:01 | 1:46:27 | 3:40:43 |
43 | 6:11 | 22:41 | 47:04 | 1:44:20 | 3:36:28 |
44 | 6:03 | 22:15 | 46:09 | 1:42:17 | 3:32:23 |
45 | 5:56 | 21:50 | 45:16 | 1:40:20 | 3:28:26 |
46 | 5:49 | 21:25 | 44:25 | 1:38:27 | 3:24:39 |
47 | 5:42 | 21:02 | 43:36 | 1:36:38 | 3:21:00 |
48 | 5:36 | 20:39 | 42:50 | 1:34:53 | 3:17:29 |
49 | 5:30 | 20:18 | 42:04 | 1:33:12 | 3:14:06 |
50 | 5:24 | 19:57 | 41:21 | 1:31:35 | 3:10:49 |
51 | 5:18 | 19:36 | 40:39 | 1:30:02 | 3:07:39 |
52 | 5:13 | 19:17 | 39:59 | 1:28:31 | 3:04:36 |
53 | 5:07 | 18:58 | 39:20 | 1:27:04 | 3:01:39 |
54 | 5:02 | 18:40 | 38:42 | 1:25:40 | 2:58:47 |
55 | 4:57 | 18:22 | 38:06 | 1:24:18 | 2:56:01 |
56 | 4:53 | 18:05 | 37:31 | 1:23:00 | 2:53:20 |
57 | 4:48 | 17:49 | 36:57 | 1:21:43 | 2:50:45 |
58 | 4:44 | 17:33 | 36:24 | 1:20:30 | 2:48:14 |
59 | 4:39 | 17:17 | 35:52 | 1:19:18 | 2:25:47 |
60 | 4:35 | 17:03 | 35:22 | 1:18:09 | 2:43:25 |
61 | 4:31 | 16:48 | 34:52 | 1:17:02 | 2:41:08 |
62 | 4:27 | 16:34 | 34:23 | 1:15:57 | 2:38:54 |
63 | 4:24 | 16:20 | 33:55 | 1:14:54 | 2:36:44 |
64 | 4:20 | 16:07 | 33:28 | 1:13:53 | 2:34:38 |
65 | 4:16 | 15:54 | 33:01 | 1:12:53 | 2:32:35 |
66 | 4:13 | 15:42 | 32:35 | 1:11:56 | 2:30:36 |
67 | 4:10 | 15:29 | 32:11 | 1:11:00 | 2:28:40 |
68 | 4:06 | 15:18 | 31:46 | 1:10:05 | 2:26:47 |
69 | 4:03 | 15:06 | 31:23 | 1:09:12 | 2:24:57 |
70 | 4:00 | 14:55 | 31:00 | 1:08:21 | 2:23:10 |
71 | 3:57 | 14:44 | 30:38 | 1:07:31 | 2:21:26 |
72 | 3:54 | 14:33 | 30:16 | 1:06:42 | 2:19:44 |
73 | 3:52 | 14:23 | 29:55 | 1:05:54 | 2:18:05 |
74 | 3:49 | 14:13 | 29:34 | 1:05:08 | 2:16:29 |
75 | 3:46 | 14:03 | 29:14 | 1:04:23 | 2:14:55 |
この表の見方を僕の事例でお伝えします。
僕の自己ベストで見てみると、
10km:38分58秒⇒Vdotは54
ハーフ:1時間24分00秒⇒Vdotは55
フル:2時間58分16秒⇒Vdotは54
ということになりますが、複数のVDOTがある場合は
最も高いVDOTを採用してトレーニング強度を決定します。
つまり、僕の場合は55となります。
さて、あなたのVdotはどのくらいでしたでしょうか?
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Vdot表でMペースの強度を確認しよう
Vdot表には、各Vdotに対する、
Mペースのタイム目安も記載されています。
本記事では、市民ランナーさんが、
目標にしやすいマラソンタイムについて
閾値走の目安タイムを記載します。
目標タイム | Vdot | Mぺース(1km) |
4時間00分 | 38 | 5:45 |
3時間45分 | 41 | 5:22 |
3時間30分 | 45 | 4:57 |
3時間15分 | 49 | 4:36 |
3時間00分 | 54 | 4:14 |
2時間50分 | 57 | 4:03 |
2時間40分 | 62 | 3:46 |
2時間30分 | 66 | 3:34 |
例えば、僕の場合の事例です。
現在2時間50分ギリを目指しているので、
Vdotは57、Mペースは4:03なので、
このペースでフルマラソンを走れるのか?を
目指していく必要があります。
また、Mペースの目安としては、
VO2max(最大酸素摂取量)の75~84%
HRmax(最大心拍数)の80~89%
と言われています。
このあたりを基準に強度を確認していきましょう。
Mペースのトレーニングとしては、
代表的なものは、30km走などがありますが、
毎週のようにはできないですよね。
ですから、EペースやTペースを織り交ぜる練習が
ダニエルズ氏は勧めています。
・EペースとMペースを組み合わせる例
E60分、M50分、E10分
・EペースとMペースとTペースを組み合わせる例
E15分、M50分、T5分、M20分、T5分、E30分
【まとめ】Mペースの目的や効果をVdot表で確認
いかがでしたでしょうか?
Mペースは知っているけど、
より細かく確認できたのでないでしょうか?
あらためてポイントをまとめます。
まとめ
・Mペースランニングの目的はペースに慣れること
・Mペースランニングにより目標と現在の改善点を見つける
Mペースは、しっかり身体にしみこませたいですね。
ぜひ、定期的に走って、あなたの実力をあげていきましょう。
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ランニングのEペーストレーニングの目的や効果は?Vdot表で確認しましょう
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