老後資金のために、積立NISAをしようと思うけど、実際に、どんな仕組みなんだろう?
老後資金や、将来設計のために、積立NISAを始めようという人は増えていますね。
とはいえ、投資をするというのは、初心者にとってはよくわからないし
難しいし、本当にお得なのか?がわからないですよね。
実際に、このブログの管理人の僕も、
積立NISAを2018年から始めて、資産が順調に増えています。
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【ブログで公開】コロナ禍で積立NISAの運用結果はどうなった?(2020年9月)
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僕が投資の参考にしているのは、中田敦彦のYouTube大学でも紹介された
「山崎元の“やってはいけない”資産運用」です。
今回は、こちらの本の情報から、積立NISAの概要を
投資初心者向けに、わかりやすく、お伝えします。
積立NISAは、投資をしようと思う人なら、
絶対にやるべき制度なので、はやく証券口座をつくりましょう。
目次
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積立NISAはどんな仕組み?
それでは「積立NISAってどんな仕組み?」について解説していきます。
年間40万円の積立を20年間運用できて税金がかからない
年間40万円、つまり月に最大33,333円の積立金額に対して、
20年間運用できて、儲かった金額に対して税金が、かからないという制度です。
投資に対する税率は、2020年現在は利益に対して20.315%となっています。
つまり20年で500万円儲けたとしても約100万円は税金となるのです。
税金が結構大きいですが、これが非課税となるのです。
積立NISAは一人一口座しかもてませんが、
この非課税枠は、非常に大きなメリットなので、ぜひ活用しましょう。
積立NISAの制度概要
投資上限額 | 年間40万円 |
運用期間 | 20年間 |
対象商品 | 一定の条件を満たした投資信託やETF |
税制優遇 | 運用収益が非課税(最長20年間) |
投資方法 | 契約に基づく定期かつ継続的な方法による買い付け |
一般NISAとの関係 | 一般NISAとの併用は不可 |
積立NISAの買い付けは、「定期かつ継続的な方法」に限定されていますが、
必ず「毎月」である必要はありません。
この買い付け設定は、金融機関によって異なります。
金融庁選りすぐりの投資信託で安心に投資ができる
積立NISAで対象となっている商品は、金融庁の一定の基準をクリアしたものだけです。
ですから投資初心者が、だまされたり、リスクを負いすぎたりすることはないので安心です。
積立NISAの商品の条件
①販売手数料ゼロ(ノーロード)
②信託報酬(運用コスト)は一定水準以下に限定
③顧客に過去一年間に負担した信託報酬の概算を通知する
④信託契約期間が無期限、または20年以上
⑤分配頻度が毎月でないこと
⑥デリバリティブ取引による運用を行っていない
2020年9月時点では、
「インデックス型投資信託」157本
「アクティブ型投資信託」18本
「ETF」7本、対象商品に選ばれています。
単に多ければいいというものではないですし、
初心者は、ある程度これを選んだらよいというものもあるので、
商品数は、あまり気にしなくてよいでしょう。
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【これ一択】株式投資初心者は積立NISAでS&P500に投資しよう
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積立NISAはどんなメリットとデメリットがある?
積立NISAの概要を学んだところで、メリット、デメリットや
どんな人に、この仕組みが向くのか?について見ていきましょう。
積立NISAのメリット・デメリット
まずは、メリット、デメリットです。
メリット | ・非課税期間が20年間ある
・運用益に対する税金が優遇される ・途中で引き出しできる ・「地雷」商品が少なく安全に投資できる |
デメリット | ・年間40万円までしか投資できない
・積立投資しかできない ・スイッチングができない |
このように、積立NISAは、
少額からしか投資はできないですが、
失敗をしにくい仕組みなので
投資初心者が成功体験を積みやすい制度となっています。
積立NISAに向くのは「コツコツ長期的に資産を作りたい人」
積立NISAは、投資という文化がなかなか根付かない日本で、
リスクをおさえて、安全に投資できるように設計された
金融庁による投資教材のような制度です。
投資による成功体験を安全にリスク低く得ることができます。
リスクは負いたくないけど、将来に向けて
長期的に資産運用をしたいという人にピッタリな制度なのです。
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【まとめ】積立NISAの仕組み
いかがでしたでしょうか?
今回は、投資初心者向けに、
積立NISAの概要について解説してきました。
これからの社会では、あなた自身で資産を作っていく必要がありますので、
そういった意味で、積立NISA制度を使って、
小額から、コツコツと資産を作っていくのはとても大切です。
積立投資では、時間を味方につけることが大切です。
時間をかければ、かけるほど、資産は大きくなっていきます。
ですから、まずは証券口座を開設して、第一歩を踏み出しましょう。
ネット証券であれば、SBI証券、マネックス証券、楽天証券がオススメです。
開設まで1か月程度かかりますので、善は急げで、今すぐ申し込みましょう。
また、最初にオススメしましたが、もっと投資について勉強したいという人は、
こちらの本も、ぜひ、読んでみてください。
「山崎元の“やってはいけない”資産運用」です。