iDeCoをやりたいけど、海外株式の運用でいいのかな?
こんな悩みにお応えすべく、iDeCoをはじめて3年目で、海外株式の比率が90%の僕が実績を公開します。
まず、結論からお伝えすると、23か月投資をしてきて、現在資産が16万円拡大しています。
投資の合計は約53万円なので、投資利回りは+30%となっています。
iDeCoの特徴としては、
・政府が推奨する投資の制度である
・利益に税金がかからない
・投資額が税金の控除の対象になる
など、様々あり、老後資金に向けて貯金をするなら、iDeCoを活用した方が良いといえます。
一方で、60歳になるまで投資した資金を現金化することはできないのはデメリットです。
そのうえでも、将来に向けて積立投資をやろうという人にとっては、オススメできる制度です。
ただ、何に投資をすべきか迷ってしまう、という人もいると思います。
ですから、今回のブログ記事では、iDeCoの運用の9割を海外株式の投資信託を利用している僕が
・3年目での投資実績の公開
・海外株式に投資している具体的な商品
・海外株式がオススメできる理由
について、お伝えしていきます。
僕は、3年で利回りが30%と高い水準で資産が拡大できていますが、僕がすごいわけではありません。
僕はただ単に、eMAXIS Slimシリーズという手数料が安い人気の投資信託を選択しているだけです。
ですから、特にこだわりなく、長期的に資産を増やしたいと思う人は僕と同じ商品を買えばOKだと思います。
ぜひ、最後までみていってくださいね。
目次
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iDeCoを海外株式90%で運用した実績を公開します
まずはiDeCoの運用実績をお伝えしていきます。
iDeCo海外株式90%の運用実績は+16万円(+30%)
運用3年目の実績はこちらです。
スクショをまとめるとこんな感じです。
・資産残高 691,099円
・拠出金累計 529,000円
・通算損益 +162,099円
・運用利回 30.6%
「資産残高」は、毎月購入してきた投資信託の現在の資産価値です。
「拠出金累計」は、毎月コツコツと投資信託商品を購入して、積み立てている金額の合計です。
「通算損益」は、「資産残高」から「拠出金累計」を引いた金額で、プラスなら利益が出ていて、マイナスなら損失が出ていることになります。
「運用利回」は、通算損益を割合で計算したものです。+30.6%となっており、資産運用3年目で、とても順調な結果となっています。
iDeCoの実績3年目までの推移
iDeCo運用3年目の実績は順調ですが、ここまでの推移を見てみます。
青色の点線が投資している金額の合計です。毎月2.3万円の積み重ねをしています。
緑色の枠が資産の評価額の合計です。
1年目は拠出金と資産残高が同じくらいでした。
ただ、2020年、2021年とどんどん資産が増えていますね。これがコツコツ積立してきた結果です。
何に投資するのか?は大切ですが、このように利益が出て、将来の資産が拡大するのは精神的余裕も生まれてきます。
iDeCo海外株式90%の運用商品
このように資産が順調に増えていますが、増えている大きなポイントは海外株式への投資です。
国内株式 | 71,027円 | 10% |
海外株式 | 620,072円 | 90% |
iDeCoでは国内株式、海外株式を下の4つの投資信託に投資をしています。
タイプ | 商品名 | 購入金額 | 資産残高 | 損益 | 利回り |
国内株式 | eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) | 54,228円 | 71,027円 | 16,799円 | 31.0% |
海外株式 | eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 204,895円 | 252,634円 | 47,739円 | 23.3% |
海外株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 185,568円 | 270,149円 | 84,581円 | 45.6% |
海外株式 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 77,613円 | 97,289円 | 19,676円 | 25.4% |
利回りだけみると、国内株式が高く見えると思いますが、これはiDeCoをはじめたばかりの時に運用をしていました。
ただ、コロナショックを受けて、日本の経済の先行きに不安を覚えて、そこからは、日本株式への投資をやめました。
今では、毎月の投資は海外株式100%となっています。
ですから、今後投資し続けていくと、海外株式の比率はもっと高くなっていく予定です。
それでは、ここからは、iDeCoで海外株式の運用をするときの具体的なポイントを見ていきましょう。
iDeCoでの海外株式の運用のポイント
iDeCoでの海外株式の運用のポイントを3つ見ていきます。
iDeCoの長期積み立ては人口増加するエリアに投資が鉄則
iDeCoは老後資金に向けての制度なので、基本的に60歳まで引き出せません。
僕は35歳から始めたので、25年以上投資をすることになりますが、その時の世界情勢がどうなっているのか?がポイントです。
将来を見通し時、大切になるのは人口の増減です。
基本的に人口が増加するエリアは、人口ボーナス期で経済力が高まっていきます。
一方で、人口が減っていくエリアは、人口オーナス期といい、負担が大きくなり経済力は弱まります。
ですから、この人口動態を見たときに伸びるエリアがどこなのか?を確認し、そのエリアに投資することが大切なのです。
基本的に全世界で見れば、人口はまだまだ伸びていき2021年の70億人から、2050年には97億、2100年には109億人になるといわれています。
一方で、日本は人口減少時代に突入しており、2050年には1億を割るとみられています。
iDeCoの海外株式投資でも特に米国株式が良い
長期投資では、経済が伸びるための地盤、人口の増減がポイントとして見てきました。
ですから基本的に世界の株式市場に連動する投資信託をもっておけば安全と言われています。
逆に、日本のように少子高齢化が進む先進国は、長期投資においてはリスクといえます。
ただ先進国の中でもアメリカだけは、まだまだ人口が伸びていく予測となっています。
2021年では3.3億人の人口が2050年には3.8億人になると予測されており、まだまだ伸びています。
さらに、世界の時価総額のうち半分以上をアメリカが占めていることもあり、GAFAなどを中心に今後も世界の中心であり続けるでしょう。
ですから、海外株式の中でも、米国株式に投資をしておくと、より利回りが増えていく可能性が高くなると考えられています。
iDeCoの海外株式の投資はeMAXIS Slimシリーズで
ということで、iDeCoでは、世界の株式、とくにアメリカの株式が良い、とお伝えしてきました。
ただ、そんな中でも、どんな商品を買えばよいのか?というのが、悩みどころだと思います。
あまり深く考えずに、とりあえず投資を安全に始めたい、と思う人は、僕と同じeMAXIS Slimシリーズに投資をしておくのが無難です。
このeMAXIS Slimシリーズは、基本的にどの証券会社でも投資をできますし、手数料が安く、人気ランキングも上位です。
大きなこだわりがない人は、このeMAXIS Slimで
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
を50%ずつ買っておくとよいと思いますよ。
僕は、そういった構成にしていないのは、ほかにも積立NISAやジュニアNISAでもeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をしているためです。
iDeCoではどちらかというと全世界株式の割合を増やして、リスク分散を図っています。
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【まとめ】iDeCoの海外株式90%の運用実績
今回のブログでは、iDeCoでの海外株式90%の僕が、運用3年目の実績を公開してきましたた。
改めて実績をお伝えすると、
・資産合計 691,099円
・通算損益 +162,099円
・運用利回 30.6%
と、順調に推移しています。
このような結果は、僕がすごいのではなく、単純に人口が伸びている市場、つまり世界やアメリカに投資をしているだけです。
具体的な投資商品をお伝えすると、
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
を50:50で投資することがオススメです。
そこから、1年くらい様子を見て、投資の感覚をつかんできたら、あなたの好みにカスタマイズするとよいでしょう。
とにかくiDeCoをはじめるなら、時間を味方につけることが大事なので、今すぐ取り組むことが大切です。
まずは無料で資料請求して、口座開設の準備からはじめましょう。
大手ネット証券のSBI証券か、楽天証券がオススメです。
考えている時間がもったいないくらい積み立て投資は、はやめにやった方が良いです。
今すぐ、申しこみましょう!
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