富士登山競走の山頂コースに出る僕が、7月の富士山に試走してきました。
6月にも富士山に試走しましたが、山開き前なので5合目までしか行けませんでした。
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【6月】富士登山競走の試走の準備やポイントについて解説します
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7月に入り山開きをむかえ、6月よりにぎやかさが増した富士山の試走についてお伝えします。
今回は8合目くらいまでいきたいと思っていたのですが、結果6合目までしか行けず失敗しました。
というのも、日帰りだったのですが、行きの高速バスで渋滞にはまりスタートが11時過ぎになったしまったからです。
このあたりの交通事情なども考慮しつつ、試走をしていく必要があるなと感じました。
ということで、今回のブログでは
・7月の富士登山競走の試走について
・山頂コースの試走を失敗しないために
・山頂コースの作戦
について確認していきます。
7月の富士登山競走の試走を考えている人や、山頂コースを目指す人の参考になれば幸いです。
目次
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【準備】7月の富士登山競走の試走
まずは準備について確認です。
失敗しないために朝9時くらいまでに富士山近くにつくことを目指しましょう。
移動手段
今回試走したのは、7月の3連休の中日です(7月16日の日曜日)。
僕は東京在住なので早朝(7時20分東京発⇒9時17分富士山駅)の高速バスを予約(2060円)しました。
帰りは混むかな?と思い、行きだけバス(安いし速いから)をとっていました。
これが誤算でした。連休中日の高速が渋滞して、9時17分着予定が、10時40分頃の到着でした。
ちなみに、電車だと3時間弱、3500円くらいかかりますが、休みの日や土日は、電車が無難だと実感しました。
荷物
下記のような荷物をもって準備。
補給食(おにぎり、パン、ジェル)
絆創膏など
現金5000円くらい
虫よけ
7月は、2回目の試走だったので準備を油断してジェルを忘れてしまいました。
補給は水分1リットルくらい。補給は山小屋で
ふもとからスタートする場合は、5合目までの約2時間で1リットルくらいは必要でしょう。
馬返しまでのロード区間1時間程度で500ml、トレイル区間5㎞で500mlって感じ。
そして、7月の富士山は山小屋が開いているので、足りなくなった水分は補給できます。
ただ、富士山価格で300~400円程度になりますし、現金のほうが無難です。
6合目の星観荘では、電子決済も使えました!
【結果】7月の富士登山競走の試走
では、肝心の試走の結果をお伝えします。
スタートは11時15分
3連休の中日で、東京駅7時20分なのでそんなに混まないだろうと思っていたら、まさかの大渋滞。9時20分予定が10時40分でした。
3時間以上バスに乗ってて少し頭が痛くなり、テンション下がるスタート。
頭痛薬を飲んで、900mlのアクエリアスを2つのボトルに分けて準備完了。
吉田市役所~馬返しは68分
今シーズン試走2回目。
若干のけだるさがあったので、ロード区間もそこまで飛ばさずにキロ5分程度からスタート(前回は4分30秒くらい)。
最初の3kmくらいは身体が慣れていなくて、呼吸も乱れがちで、体力続くかな?と思うような道のりだけど、5kmくらい走るとペースも落ちてきて慣れてきます。
林道で日蔭も多いので暑さもそこまで気になりませんでした。
そのままピッチを細かくして淡々と走る。68分かかってしまったけど、一回も歩かなかったのはよかったです。
途中のコース間違い、信号などで2分ほどロスっているので、あとは前半ペースを少しあげれば65分は切っていけるかなと。
5合目到着は2時間12分
馬返しからトレイル区間へ。
7月の休日は、ランナー、ハイカー多くて、にぎやかでたのしい!
6月は平日に行ったので、人もまばらで、山をどんどん上っていくのは気持ちいけど、少し不気味さもあったりしたので。
歩く、走るのメリハリをつけて、5号目佐藤茶屋は2時間12分。
この区間ももう少しペース上げられそうなので、5合目までで5分~7分くらいは短くできそう。
5合目の山小屋で少し休憩
7月の山開きにより、山小屋が開いています、
5合目の佐藤茶屋で、水とポカリ2本で700円。ここは現金のみ対応。
現金少なかったので、金欠状態だったので痛い出費。
ウィダーと溶けたプロテインバーの補給で10分ほど休憩。
6合目で終了
そこから6号目へ初のチャレンジ。
15分ほどあがっていくと、スバルラインからの登山道と合流する安全指導センターへ。
この時点で16kmで2時間50分となり、ここから上がると17時のタイムリミットに間に合わないかもなので、6合目で試走終了。
本当は8合目まで行きたかったけど、そこはぶっつけ本番ですね。
とはいえ6合目より上の登山道を見ることができて良かったです。
ここからは、遮るものがないので、日光と風が直接あたってきます。
この日も天気は良かったですが、風は強くて止まっていると寒さを感じました。
山頂コースでは、この環境下でも耐えられるように、ザックを持って上着と手袋を持っていこうと思います。
また、給水はありますが、適宜とれるように、ハイドレーションももって補充できるようにしていきます。
富士山駅に戻り銭湯へ
さて、登山を終えたら、下山。
来た道を戻りましたが、16kmで2時間20分くらい。
馬返しからは基本走って、途中の浅間神社を少し観光。
トイレで冷たい水で顔と腕あらって、生き返りました。
富士山駅の荷物を回収して、そこから1.5km先の銭湯「泉水」へ。
富士山駅なら、ここが良いと進められていたので利用してみたけど、やっぱり30kmくらい走ってからの荷物もって移動はしんどい。
富士急ハイランド駅なら、すぐ「ふじやま温泉」ですので、試走後は、ぼくはふじやま温泉のほうが好みです。
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【まとめ】7月の富士登山競走の試走
今回のブログでは、富士登山競走の試走を7月やってみた振り返りでした。
- 頂上までいくなら9時くらいにはスタートしたい
- 連休は高速35km渋滞で90分遅れる可能性あり
- 休日は人がたくさんでにぎわっていて楽しい
- 富士山駅ならロッカーなくても案内所に預けられる(500円)
- 富士山駅から泉水は1.5kmだけどラン後はきつい
ってことで、7月の富士登山の試走は、できれたら平日がお勧めですね。
交通事情も快適だし、お風呂も混んでないし。ストレスがないほうが良いですよね。
7月の試走は、少し油断した部分と、スケジュールが狂って、やる気失ったこともあり、不完全燃焼でした。
ただ、2回の試走をへて、頂上まで走れるような自力はありそうなことを体感できて良かったです。
2回目のほうが、体力的な余力はあったので。
とはいえ、3000m超えからの高山病がまだ未知で怖いです。
約10年前に、普通に登山したときに、高山病に悩まされたためです。
当時は、ご飯食べ過ぎたことが原因だと思っているので、今回とは状況は違います。
ただ、4時間程度で一気にのぼるので、これはこれで怖い。
とりあえず、頭痛薬を飲むと少し抑えられるそうなので、それで予防していきます!