卒業後3年以内は新卒ってみたけど、
実際に、そんなにうまくいくのかな?
新型コロナウイルスの影響で、
新卒採用も大打撃を受けていますね。
JALやANAなど航空業界の採用中止をはじめ、
多くの企業が、採用定員を削ったり、見送ったりしています。
新卒採用の求人倍率も落ちてきており、
就職氷河期のように、就活生にとっては、
とてもつらい時期となりました。
そこで、政府は
「卒業後3年以内は新卒扱い」をするようにと
産業界に要請を出しましたが、果たして、
卒業した人は本当に新卒として就職できるのでしょうか?
答えは「非常に厳しい」と言えます。
厳しい理由は、こちらの記事で書いておりますので
ぜひ、参考にしてください。
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【悲報】卒業後3年以内は新卒扱いの人の就活は厳しい
続きを見る
そして、今回のブログ記事では、そんな厳しい中でも、
卒業後3年以内の人が新卒として就職するための方法を解説します。
目次
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卒業後3年以内の人が新卒で就職するには?
まずは、卒業後3年以内の人が、新卒で就職するために
必要なアクションについて解説したいと思います。
なぜ新卒の現役時に就職しなかったのかを準備する
企業は「なぜあなたがは既卒でも就職活動をしているのか?」について疑問があります。
ですから、その疑問をシッカリ解消し、納得してもらうことが大事です。
ここで、大切なことは、素直に伝えることです。
よくありがちなのは、少し見栄を張ったり、
情報を盛ったりすることです。
ただ、就職活動がうまくいっていたら、
既卒で就職活動していないわけで、何かがうまくいっていないから、今ここにいるのです。
そんなことは企業はわかっているので、素直に原因や要因を伝えましょう。
ただ、大切なのは、ネガティブに終わらずに、ポジティブに伝えること。
「自分をうまく伝えることができなかったのだと反省しているので、
今は、毎日10分ずつ、自分のことを伝えるロールプレイングをスマホで録画しています。」
のように、原因や要因からの対策をしっかり伝えることです。
視野を広げて今まで受けなかった業界や会社を受ける
就職活動に苦戦してしまう人の特徴としては、
業界や職種を絞りすぎて、視野が狭くなっているといることがあります。
いろんなデータがありますが
・就職した業界は、最初に目指していた業界と違う
・最終的には、社風や人柄で就職先を決める
などがあるので、あまり絞りすぎるのは得策ではありません。
10社の面接を受けて、ようやく1社内定をもらえるような世界です。
業界を絞っている人は3~5社くらいしか面接を受けていないことがしばしば。
まずは、もっと行動しないことには、何も始まりませんし、
そういう姿勢こそが、内定をもらえない要因なのです。
現役の新卒に負けないパフォーマンスを発揮する
企業は、現役生と、既卒生を比較します。
同じようなタイプや条件だったら、現役生を採用します。
ですから、現役の新卒に負けないような
面接でのパフォーマンスを発揮しましょう。
たとえば、
・企業研究は、新卒の就活時の2倍する
・自己分析も、新卒の就活時の2倍する
・面接では、新卒の時より2倍大きな声を出す
など、とにかく、2倍のアクションをしていきましょう。
あなた自身が「自分は頑張っている!」と認められるくらいにならなければ、
そもそも受かることは難しいでしょう。
そのような努力の積み重ねが、
オーラや自信として企業に伝わるのです。
卒業後3年以内の人のオススメの就職活動方法
卒業後3年以内の人が新卒として、就職活動するための方法を3つご紹介します。
新卒採用の求人ナビを使う
王道の就職活動の方法は、リクナビやマイナビを使った就職活動です。
大手ナビ会社は、基本的に政府の意向など、社会の流れに沿った
求人募集をしてくれますし、既卒でも登録可能にしてくれます。
そういう意味で、卒業後も、積極的に使っていきましょう。
ただ、使い方として、意識してほしいのは、行動量を2倍にすることです。
先にも書きましたが、あなたは新卒とは違う立場で
はっきり言って、不利な状況に立っています。
だからこそ、チャンスを増やすためにも、場数を増やしていきましょう。
そうすることで、あなた自身の経験も増えますし、視野も広がります。
内定をもらう前に選ぶのではなくて、内定をもらってから選びましょう。
選り好みしていては、いつまでたっても、恋人ができないようなものと一緒です。
大学の就職課やキャリアセンターを使う
大学の就職課やキャリアセンターは、卒業後も利用できます。
とくに、このような買い手市場の時には、政府の要請もあり、
求人募集の企業には、「既卒枠」として情報をもらってくれるケースも多いです。
特に、あなたの大学の卒業生を採用したいという求人が
大学には集まってくるので、キャリアセンターにいけば、
面接も組んでくれたり、好印象な会社も多いです。
まずは、母校のキャリアセンターに問い合わせてみましょう。
いろいろと親切な対応をしてくれるはずです。
エージェントを使う
既卒になって、頑張らないといけないけど、
でも、どうしたらいいのかわからない・・・
そんな風に迷っている人は、エージェントを使うのも一つです。
新卒や既卒に特化しているエージェントであれば、
しっかりとあなたの状況もわかってくれますし、
何と言っても、面接を受ける会社の対策なども
しっかりしてくれるので、安心感が大きいです。
2社ほど、有名な既卒エージェントを紹介しますので、
一度登録して、面談を受けてみてください。
新しいアクションが生まれるはずです。
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【まとめ】卒業後3年以内の人が新卒として就職する方法
今回のブログ記事では、卒業後3年以内の人が、新卒として就職する方法について解説しました。
就職活動する時期が、社会の大きな変化の時期と被ってしまうと
どうしようもない気持ちにもなってきますが、
それはそれとして、受け入れなければなりません。
「卒業後3年以内は新卒扱い」を真に受けて、
何も動かずにいては、どんどん状況は悪くなります。
大切なのは、行動することです。
・あなたのアクションを2倍にして
・あなたの視野を広げる努力をして
・あなたのパフォーマンスをあげて
「すぐに就職できなかったからこその成長」を手に入れましょう。
それが伝わりさえすれば、新卒も既卒も関係ありません。
きっと、会社の人事も認めてくれて、内定を与えてくれるでしょう。
ピンチをチャンスにできる人が、活躍できる人なのです。
ぜひ、そんな姿勢で、就職活動に取り組みましょう。