株式投資を始めようと思うけど、
初心者はドルコスト平均法で投資をするといいの?
株式投資の初心者が、良く出くわすワードとして
「ドルコスト平均法」というものがあります。
この言葉は、銀行の窓口などでも
「安全に投資できますよ~」などと言われますし、
実際に、僕も、ドルコスト平均法で投資をしています。
とはいえ、銀行の営業マンなどは、なかなか
デメリットや悪い点は教えてくれません。
ということで、このブログ記事では、
・ドルコスト平均法って何?
・ドルコスト平均法のメリット
・ドルコスト平均法のデメリット
を、株式投資の初心者向けにお伝えします。
目次
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初心者におススメ?ドルコスト平均法とは?
まずは、ドルコスト平均法について学びましょう。
そもそもドルコスト平均法とは?
毎月決めた金額を、投資先の価格に関係なく
ずっと投資をしていく投資の方法のことです。
たとえば、毎月1万円投資すると決めたら、
その商品が、下がり続けていようが、
上がり続けていようが、毎月1万円を買い足していくということです。
なぜ「ドルコスト平均法」と呼ぶのか?
ドルコスト平均法は、英語でDollar-Cost Averagingと言います。
これを直訳して「ドルコスト平均法」と呼ばれるようになりました。
意味としては「投じるドルのコストを平均化する」となります。
ちなみに、英国では同じ投資法をPound-Cost Averagingと呼びます。
日本では直訳してドルコスト平均法となっていますが、
本来であれば、円コスト平均法と呼ばれるべきなのかもしれません。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法のメリット①タイミングを分散することができる
株価というのは、上がったり下がったりするものです。
できれば、株価が安い時に購入して、高い時に売却する
ということを狙っていきたいものです。
ただ、このタイミングを狙うというのは難しく
プロでもなかなか的中できないといわれています。
その中で、ドルコスト平均法を使うことで、
高く買いすぎるとういことを防ぐことができるのがメリットです。
こちらは、実際に過去30年くらいの日経平均株価ですが、
このように株価というのは、上昇、下降を繰り返しています。
引用:グーグル
このような中でタイミングをつかむのは、とても難しいので、
・株価が高い時にも買い
・株価が低い時にも買い
毎月毎月、積み立てることで、株価をならしていくことで、
運任せの部分を、ある程度平均化することができるのです。
ドルコスト平均法のメリット②安い時にたくさん買える
ドルコスト平均法では、マウイ付き決まった額を購入するので、
価格が安い時はたくさん買えるし、
高い時には、ちょっとしか買えないという仕組みになっています。
投資している商品の価格が、最終的に上がっていけば、
安く買った時の部分が、利益を生み出していきます。
毎月分散することができますし、安い時にたくさん買えるので、
数十年単位の長期目線でみて、成長する市場に投資してれば、
この投資方法はメリットがあるといわれているのです。
たとえば、それが米国市場だ、とも言われています。
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なぜ米国株式に投資すべきなのか?理由5つを解説します。
続きを見る
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ドルコスト平均法のデメリット
とはいえ、ドルコスト平均法には、デメリットもあるのです。
このあたりはFPや銀行員がいわないことです。
ドルコスト平均法のデメリット①期間損失をしてしまう
質問です。
たとえば「今1万円の商品が、将来500万円になる」と
知っていたら、ドルコスト平均法を使いますか?
使わないですよね。
ただ、ドルコスト平均法では、
この安いタイミングに一気に買わないので、
結果的に、機会損失をしてしまう可能性があるのです。
ただ、冒頭でお伝えした通り、
このタイミングを見極めることが
素人では、なかなか難しいです。
だからこそ、初心者向けには
ドルコスト平均法があるということになります。
ドルコスト平均法のデメリット②「リスクがない」はウソ!
FPや銀行員が
「ドルコスト平均法はリスクがないですよ!」
と言ってくることもありますが、それはウソです。
投資には絶対はないのでリスクはあります。
将来的に、投資時より、価格が下がることもあり得ますし、
株式のようなものに投資している時点で
「リーマンショック」や「コロナショック」などの
影響を絶対に受けます。
ただし、買い続けることで、
リスクを減少させることができるのが
ドルコスト平均法なのです。
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【出口戦略】積立NISAで20年後に暴落したらどうすべきか?
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【まとめ】株式投資の初心者はドルコスト平均法からはじめよう
ということで、今回のブログ記事では、
ドルコスト平均法のメリットデメリットについて見てきました。
メリットやデメリットから見えることは、
株価を見極めることができるなら、タイミングを見て投資をして、
株価を見極められないなら、ドルコスト平均法が良い、
ということになります。
株式投資の初心者は、ほとんどは見極められないですし、
見極めようとすると、日々の手間もかかるので、
総合的に、株式投資の初心者は、ドルコスト平均法を使って
投資をするべきだ、と言えるでしょう。
実際に、僕もドルコスト平均法で積立NISAやiDeCoを実践しています。
2020年9月現在では、どちらも資産がプラスとなっています。
積立NISAの実績(+10.47%)
iDeCoの実績(+6.4%)
投資実績については、具体的に、こちらの記事にもあるので、
ぜひ、見ていってくださいね。
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【ブログで公開】コロナ禍で積立NISAの運用結果はどうなった?(2020年9月)
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