フルマラソンでサ3.5を目指します。
3か月前からトレーニング計画を立てたいと
思うけどポイントとかあるかな?
サブ3.5は、フルマラソンを3時間30分未満で走るという世界。
これをクリアすればランナーの中では、
いよいよ「速い人」と認められるような領域です。
今回は、このサブ3.5になるために、
僕の3か月間のトレーニングから学んだポイントについて
ご紹介していきたいと思います。
本記事の信頼性
管理人の僕は、直近3大会はすべて、サブ3.5達成です。
直近3大会の成績
2019年12月 さいたま国際マラソン 2:58:16(初サブ3)
2019年11月 横浜マラソン 3:07:50
2018年10月 横浜マラソン 3:27:07(初サブ3.5)
ということで、サブ3.5という
3時間30分切りを目指す人に向けて、
僕の事例を参考にしてもらえればと思います。
今回の事例は、初めてサブ3.5を達成した時の
3か月に焦点を当てていきたいと思います。
それでは、具体的に見ていきましょう。
目次
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そもそもフルマラソンのサブ3.5の難易度やペースは?
まずは、サブ3.5について理解を深めましょう。
サブ3.5はサブ4を達成したランナーの次の目標となるタイムであり、
その次に控えるサブ3という大きな目標の通過地点になります。
フルマラソンのサブ3.5の難易度は?
サブ3.5の難易度を確認するために、
マラソン完走者の中での割合を見てみましょう。
割合 | サブ3.5達成者 | マラソン完走者 | |
全体 | 10.3% | 38,540人 | 375,907人 |
次に、男性・女性と性別で見てみます。
男性 | 12.2% | 36,035人 | 296,547人 |
女性 | 3.2% | 2,505人 | 79,360人 |
※引用:全日本マラソンランキング
マラソンにおけるサブ3.5の割合は
全体では10.3%となり、38,540人になります。
フルマラソンのサブ3.5の平均ペースは?
そんなサブ3.5を達成するためには、
1km平均4分58秒で走る必要があります。
参考までに、こちらがタイムの推移です。
距離 | タイム |
5km | 24:50 |
10km | 49:40 |
15km | 1:14:30 |
20km | 1:39:20 |
ハーフ | 1:44:47 |
25km | 2:04:10 |
30km | 2:29:00 |
35km | 2:53:50 |
40km | 3:18:40 |
フル | 3:29:34 |
こちらは平均ペースですが、やはり42kmをこのペースで走り続ける、
となると、難易度も高いですし、後半はペースが落ちやすいです。
僕自身も、サブ3.5を初めて達成したマラソンでは、
ちょうど30kmからペースダウンして
きつい思いをしたことがあります。(下記参照)
39km地点で、3時間30分のペーサーに抜かれたので、
「絶対サブ3.5達成するぞ!」という気持ちで、
なんとかサブ3.5を達成できました。
僕はスピードランナーだったので、
サブ3.5を目指すレベルでは、
イーブンペースで走るのは難しかったようです。
ですし、イーブンペースで走るのは
結構レベルが高いので、サブ3.5を目指すのであれば、
キロ4分45秒~4分50秒程度で走り、
後半ペースダウンすることを想定して
走ることが無難でしょう。
フルマラソンのサブ3.5達成のための3か月前トレーニングのポイントは?
サブ3.5の難易度やペースを確認したところで、
3か月で達成するためのトレーニングのポイントを解説します。
サブ3.5達成のための3か月前のトレーニングのポイント
マラソンのレベルアップをしていくには
大きく磨くポイントは2つあります。それは
・持久力アップ
・スピードアップ
の2つです。当たり前ですが大事なことです。
「今日の練習は、どちらを意図したものなのか?」
を常に念頭において、取り組みましょう。
サブ3.5達成のための持久力アップ【月150km×3カ月】
持久力をつけるためには、とにかく走ることです。
実際に、僕の初サブ3.5の時は、
1か月前は161km
2か月前は153kmでした。
3か月前は下に書いていますが、95kmです。
(理由は後述・・・)
個人的には、サブ3.5を目指すなら
月150kmを3か月は継続して走りたいところですね。
サブ3.5達成のためのスピードアップ【10km45分】
サブ3.5レベルになると、スピードも求められます。
スピードについては10kmのペース走などを取り入れて
1km4分30秒前後のペースで45分で走り終えられるくらいの
ペースで走れることを目指しましょう。
このくらいのスピード走力があれば、脚力も伸びてきます。
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フルマラソンでサブ3.5を達成した3か月前のトレーニング内容
僕は2018年10月28日に初めてサブ3.5を達成しました。
サブ3.5を達成した3か月間のトレーニングの振り返りです。
実は、この3か月前というのは、
僕はトライアスロンの練習の真っただ中でした。
8月26日にトライアスロンのオリンピックディスタンスという
トータル51.5km(約3時間)の大会に出ており、
そこに向けて、ランだけではなく、スイムやバイクの
トレーニングもしていました。
ランナーさんからすると、参考にならないかもしれませんが、
下記が、ランを実施した時のトレーニング内容です。
ランだけでトータル95kmですが、
バイクやスイムもトレーニングしています。
日付 | メニュー |
8月26日 | トライアスロン参加 1.5kmスイム、40kmバイク、10kmラン |
8月22日 | バイク40km+ラン10km |
8月19日 | 1.75km×11本のインターバル走(ペース4分程度) |
8月14日 | 10kmラン(ペース5分11秒) |
8月10日 | JOG16km(ペース5分37秒) |
8月9日 | Mペース走(ペース4分59秒) |
8月4日 | スイム2km+10kmラン(ペース5分00秒) |
8月1日 | 7.5kmラン(ペース4分52秒) |
7月30日 | 閾値走5km(ペース4分18秒) |
正直、このころのラントレーニングは、
「トライアスロンの最後に走り切ることができるか?」
「灼熱の真夏の太陽の中、走ることになれる」
などを念頭に置いていたので、サブ3.5については
そこまで気持ちがなかったのが当時の記憶です・・・
とはいえ、トライアスロンのトレーニングは、
体力や持久力は身につきますので、
そういった意味では3か月前に、基礎作りはできていたと思います。
実際に、このトライアスロンに向けて、
5月くらいからトライアスロントレーニングで
体力の強化をしていましたし。
ということで、僕の3か月前のトレーニング内容は
あまり参考にならないかもしれませんが、
月間150km相当の負荷はかけていると思います。
サブ3.5に向けて、2か月前、1か月前の
実際のラントレーニングの詳細については
下記にもあるので、確認してみてください。
この2か月間は、ラントレーニングをしっかりやっています(笑)
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フルマラソンでサブ3.5を達成するための2か月前のトレーニングは何をする?
続きを見る
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フルマラソンでサブ3.5を達成するための1か月前のトレーニングは何をする?
続きを見る
【まとめ】フルマラソンサブ3.5の3か月前のトレーニング
いかがでしたでしょうか?
僕の初サブ3.5に向けた3か月前のトレーニング内容や
サブ3.5になるためのポイントなどを解説してきました。
トライアスロンも並行する中で、
サブ3.5を達成できたことは、
身体的には、強化できていた、ということだと思います。
ランニングで極めていくことも楽しいですが、
他の種目のスポーツを取り入れることで、
よりチャレンジに幅もできるので、
よければ、トライアスロンも挑戦してみてください!
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人生が充実する!トライアスロンの4つのメリット
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実際に、僕の体験からサブ4をクリアしないと
トライアスロン挑戦も、なかなか苦戦すると思うので、
この記事を見ているような人であれば、適性があると思います。
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初心者がトライアスロンにチャレンジできる条件とは?
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