こんにちは!akiraです。
風が強い日のマラソンってかなりきついですよね。
しかもそれが冬だったら、走る前に、すでにメンタルがやられるという。。。
まさに、そんな状況がぼくにもありました。
が!!1月の風速10m/sの中でハーフマラソンの中、自己ベスト(1時間22分58秒)を出すことができたので、その体験談をお伝えします。
この大会は、東京の荒川沿いを走るというフラットコースの4周回(片道2.5km)コース。
川沿いだから風はビュンビュン来て大変でしたが、一方で周回コースなので追い風と向かい風、両方あります。
そのあたりの戦い方など、いろいろ学びもあったのでお伝えしていきますね。
目次
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風が強くてもハーフマラソン自己ベスト更新
天気はめちゃくちゃ良かったのですが、風がめちゃくちゃ強いという日・・・
まずはどんなコンディションだったのか、確認しておきます。
レースコンディションは1月で2番目の風の強さ
2023年1月21日(土)はこんな天気でした。
引用:time-j-net
レーススタートは11時。風速は10m/s程度でしたね。
2023年1月の中で2番目に風が強い日でした。
これって具体的にどのくらい大変なの?という人に目安をお伝えします。
引用:ウェザーニューズ
気象庁の定義では
風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。樹木全体が揺れ始める。電線が揺れ始める。樋(とい)が揺れ始める。
こんな感じです。いやー、走りたくないですよね。
特に冬だったので、手はかじかんで、準備していてもゼッケンがぶっ飛ぶ。
コース上のコーンも倒れていました(笑)。
そんな中でも大会は始まるわけです・・・。
ハーフマラソンのウェア
そんなコンディションでの、僕のマラソンウェアも紹介しておきます。
といっても、風など関係なく、翌週はフルマラソン本番(2時間55分目標)なので、それを想定したウェアです。
ウェアは、空気抵抗をなくすためにアシックスのタンクトップ!
パンツも空気抵抗をなくすために2XUのハーフタイツ!
一応シューズも。アシックスのMETA SPEED EDGE+です。
ということで、風が強いと関係ないスタイルでした。
一応、手袋はしておりました。
風対策①向かい風では耐える
向かい風は耐えるしかありません。基本的にきついです。
スピード維持したいので、力強く走るし、その分息もあがります。
できたら、前の人の後ろにピタッとついて風除けに使わせていただく。
体力は消耗しますし、こんなに疲れて良いのだろうか・・・と気持ちがネガティブになります。
それが向かい風ですね。
風対策②追い風では呼吸を整え飛ばす
向かい風があれば、追い風もあります。
特に周回コースであれば、顕著にわかりやすいです。
追い風コースは風にのって、リラックスして息をととのえながらも、向かい風と同じようなペースで走れます。
なんなら、少し強度をあげれば、ペースもあがります。
向かい風で落ちてできた借金を、追い風でどんどん返すことができます。
トータルでプラスマイナスゼロと考えながらレースにいどむことが大切です。
風が強くてもハーフマラソン自己ベスト更新のレース回顧
では、ここからは、実際のハーフマラソンのレース回顧とともに、風が強い中でのハーフマラソンを見ていきます。
ハーフマラソン:スタート~5km(1週目)様子見
強風の向かい風の中、スタートしました。
最初の1週目はこんなタイム。
約2.5kmで折り返しなので、最初の2.5kmは向かい風、後半2.5kmは追い風というコース。
だけれどタイムを見ると、全部イーブンペース。風関係ないじゃん!(笑)
これはどういう現象かというと、
・スタート直後はやっぱり身体もいきたがるのでペース上がる
・集団になっているので速い人の後ろについて風をよける
ということで、最初の向かい風コースをしのぎました。
追い風ではペースは同じでも呼吸の楽さが全然違いました。
「よし、追い風の2.5kmで呼吸を整えよう」
そういうレース展開を想定しました。
ハーフマラソン:5~10km(2週目)我慢
さて、集団もばらけて、単独で走る区間となりました。
風よけになってくれる人はいないので、向かい風をもろに受けます。
その結果がこちら。
7km、8kmと明らかにペース落ちていますね。
これが追い風の影響です。ペースは落としているつもりはないけど、結果落ちています。
ただ、レースはまだまだ前半。上げすぎると後半きつくなります。
「今は我慢だ。」そんなことを言い聞かせながら我慢して頑張りました。
ハーフマラソン:10~15km(3週目)強化
さぁ3週目。
2週目で我慢して、後半戦に入ったので、向かい風に対して力を入れました。
13kmは4分台となりましたが、とはいえ、基本的にはイーブンペースで走れました。
むしろ、追い風のほうがペースが遅い(笑)。
向かい風で頑張って乱れた呼吸を、追い風区間で落ち着けていきました。
結果、脚のほうも落ち着いちゃったみたいです。
ハーフマラソン:15km~ゴール(4周目)忍耐
そして、ラスト1週。
脚にも違和感が出てきて、結構疲れてきました。
ただ、あと5kmです。頑張れば自己ベストいける!そんな区間。
結果、向かい風で、本日一番タイムが落ちちゃいました。
18kmでは4分6秒と、この日一番落ちてしまいました。
脚的にも、回っていないことがわかりました。
「最後の向かい風を頑張れば、あとは追い風で走り切るだけ!!がんばれ!」
そう唱えながら、折り返しコーンを走り切り、最後の追い風にのって、フィニッシュしました。
無事、自己ベストを更新して、ハーフマラソンを終了しました。
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【まとめ】風が強くてもハーフマラソン自己ベスト更新
ということで、今回のブログでは、風が強くてもハーフマラソンを自己ベストできた備忘録をお伝えしました。
風が強いと走りたくないよな~というのは、どのランナーも一緒です。
ただ、風が強い環境でのマラソンを経験しておくことで、向かい風があれば、追い風がある、ということを学べます。
人生も大変なことばかりではなく、そのあとにはうれしいこと、楽しいこともあります。
まさに、マラソンは人生そのもの。俯瞰してとらえることで、目の前の苦境を乗り切りましょう!
最後は何の話か?という感じのまとめになってしまいましたが、参考になれば幸いです。
最後に、強風がどのくらいランニングに影響するのか?ということもブログにまとめているので、こちらもあわせて参考にしてください。
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風が強いと走りたくない…風速はどのくらいランニングに影響するのか?
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