資産運用に向けて、iDeCoをやってみたいけど実際どうなの?本当にお金は増えるの?
そんなiDeCoに興味あるあなたに、iDeCo運用18か月目の実績をお伝えします。
結論からいうと投資に対して利回り+26%、+11.4万円と高水準で推移しており、とても順調です。
このような積み立て投資においては、年利3~5%程度が平均ですが、18か月の投資期間でこのような結果となっています。
とはいえ、iDeCoをしていない人からすると、
・それってどれくらいすごいの?
・みんなできることなの?
など、いろんな疑問や不安が出てくると思います。
ただ、僕の投資方法は、非常に一般的で誰もができる方法です。
すごいのは今の株式市場です。新型コロナウィルスの影響で世界的金融緩和により、お金が株式市場などにどんどん流れています。
逆にお金の価値は相対的に下がっているので、投資をしていないほうが損という状況になっています。
ということで今回のブログでは、
・iDeCo運用18か月目の運用実績
・iDeCo運用の商品の紹介
・iDeCoの仕組み3つ
をお伝えします。ぜひ、最後まで見てもらい、今後のあなたの資産形成のヒントにつなげてもらえればと思います。
目次
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iDeCo(イデコ)の運用18か月目(2021年6月)の実績(+113,705円、+26.0%)
それでは、iDeCo運用18か月目(2021年6月)の運用実績を公開していきます。
iDeCo(イデコ)の運用18か月目(2021年6月)実績
実績の証拠がこちらのスクショです。
・資産残高 550,705円
・拠出金累計 437,000円
・通算損益 +113,705円
・運用利回 26.0%
「資産残高」は、毎月購入してきた投資信託の現在の資産価値です。
「拠出金累計」は、毎月コツコツと投資信託商品を購入して、積み立てている金額の合計です。
「通算損益」は、「資産残高」から「拠出金累計」を引いた金額で、プラスなら利益が出ていて、マイナスなら損失が出ていることになります。
「運用利回」は、通算損益を割合で計算したものです。2021年6月時点では+26.0%となっており、資産運用2年目で、とても順調な結果となっています。
iDeCo(イデコ)の運用商品をご紹介
それでは、僕のiDeCoの運用商品を見ていきましょう。基本的には海外株式がメインとなっています。
4つの運用商品を持っていますが、特にeMAXIS Slim先進国株式インデックスが損益率(運用利回り)が高いですね。
こちらは、iDeCoを開始した当初から投資している商品です。
基本的に、2020年のコロナショック以降、世界的に株高が続いています。
取得単価と時価の差が利益につながるので、安い時に買っている商品が多い方が利回りがよくなるわけですね。
iDeCoは60歳まで引き出せない長期運用になるので、今後も伸び続ける市場に投資をしておけば利回りがよくなるはずです。
そういう意味で、今後iDeCoを使って投資を考えている人は、人口が減っていく日本よりも、海外の市場に投資したほうが利回りがよくなる可能性が高いでしょう。
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それでは、僕の運用実績や投資商品を見てきましたが、iDeCoってそもそもどんな仕組みなの?という人のために、iDeCoの大きな特徴3つをここから解説しますね。
iDeCo(イデコ)運用の仕組みを3つご紹介します
ここでは、iDeCoの大きな特徴を3つお伝えします。
iDeCo(イデコ)運用の仕組み①税金が安くなる
iDeCoの最大のメリットは、積み立てた掛金が全額、所得控除の対象になるということです。
つまり老後のお金を積み立てながら、本来所得に応じて払うべき所得税や住民税が減るのです。
たとえば、月1万円(年間12万円)を積み立てた場合、年間でもどってくる金額はこちらです。
年収 | 年間で戻ってくる金額 |
300万円 | 約1万8000円 |
400万円 | 約1万8000円 |
500万円 | 約2万4000円 |
600万円 | 約2万4000円 |
700万円 | 約3万6000円 |
800万円 | 約3万6000円 |
このように戻ってくる金額は所得税率により変わりますが、投資分が戻ってきて手取り収入が増えるのは大きいですよね。
iDeCo(イデコ)運用の仕組み②利益が出ても税金がかからない
通常、利息や投資による利益に対しては一律20.315%の税金がかかります。
ただし、iDeCoでは積み立てた投資の利益については、すべて非課税となるのです。
たとえば、こちらは月1万円で30年間積み立てた元本360万円の場合、どのくらい税金がかからないか?というシミュレーションです。
運用利回り | 運用総額 | 運用益(非課税) | 運用益(課税後) |
1% | 419.6万円 | 59.6万円 | 47.6万円 |
3% | 582.7万円 | 222.7万円 | 178.1万円 |
5% | 832.3万円 | 472.3万円 | 377.8万円 |
8% | 1490.4万円 | 1130.4万円 | 904.3万円 |
iDeCoなら、非課税の運用益を受け取れるのです。利回りによりますが、この税金20%がかかるか?かからないか?は資産形成上も大きいですよね。
ちなみに、この利回りが現在26.0%となっているのです。60歳になった時に、このような利回りだったら、将来安泰なわけです。
しっかり上がっていることを期待したいですね。
iDeCo(イデコ)運用の仕組み③60歳まで引き出せない
iDeCoは老後に向けた個人年金制度なので、積み立てた資金は60歳まで引き出せませんので、そこは注意しましょう。
ですから、もしものために引き出したいかも・・・という人は積立NISAの方が便利です。
積立NISAも非課税で投資ができますし、こちらはいつでも引き出しが可能なので万が一でも大丈夫なのです。
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また、60歳時点での加入期間が10年未満の場合は、引き出す年齢も遅くなるので、50歳以上で始めようともう人は注意してくださいね。
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iDeCo(イデコ)の運用18か月目(2021年6月)の実績まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のブログでは、iDeCo投資18か月目の実績と、iDeCoの仕組みについて解説してきました。
今はとても好調なので、このブログを見たら「やってみようかな」と思う人もいると思いますが、とはいえ将来は何があるかわかりません。
個人的には、そのうち株価が暴落もすると思うので、この利回り水準が維持できるとは思っていません。
ただ、海外株式(特にアメリカ)の積み立てを20年以上投資すれば、元本割れすることは、ほとんどないといわれています。
ですから、僕はその長期投資の理論に従って、コツコツ投資をするのです。
ミスっても元本通り、うまくいけば利回り10%なんてこともあり得るので、だったら投資しようということです。
ということで、iDeCoは、毎月貯金をできる人にとっては、とてもオススメな仕組みなので、ぜひ有効活用して将来の資産を作りましょう。
iDeCoをはじめるには、まずは口座開設から。投資商品はどこでも一緒なので、運用手数料の安いネット証券が良いです。
僕はSBI証券でiDeCoの口座を開設して投資信託の積立をしています。また積立NISAを楽天証券で運用しています。
基本的にこの2社のどちらかを選べば間違いないでしょう。なぜこの2つの証券会社がおすすめかというと、
・口座管理料が安い
・購入できる投資信託のラインナップが優れいている
という理由からです。
逆に言えば、iDeCoなど投資信託を始めるときの証券会社選びは、この2つ以外の要素はほぼ気にしなくて大丈夫です。
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iDeCoをはじめるには、まずは証券口座の開設です。開設に1か月程度かかるので、やりたいと思ったら、すぐに、口座開設の資料請求をしましょう。
ということで、iDeCoは「60歳まで引き出しが出来ない」というデメリットがあるものの、節税効果は「積立NISA」と比較にならないレベルで恩恵があります。
「iDeCoを積み立てても日常生活に支障ない程度に、毎月の余剰資金がある人」は、絶大な節税効果を得るために、ぜひこの機会にiDeCoを始めましょう!
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