サブ3になるにはどうしたらいい?どんな練習計画が必要かな?
マラソンを頑張っている市民ランナーのあこがれであるサブ3。
サブ3とは、フルマラソン42.195kmを3時間未満で走ることですが、かなりの難易度です。
なんとなくトレーニングしているだけでは、到達できないのがサブ3です。
そこで、今回のブログでは、サブ3になるために計画やトレーニング、準備などについて解説します。
実際に僕も2019年にサブ3を達成しておりますので、具体例も交えながらお伝えしますね。
目次
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サブ3になるには?難易度や達成者の年代を確認
まずはサブ3の概要にいてみていきましょう。まずは目標を知るところからスタートです!
サブ3とはフルマラソンを3時間未満で走ること
「サブ(sub)」とは、「下、下方、副」を意味する英語で、サブ3、サブ4などといいます。
サブ3は、2時間59分59秒までにフルマラソンを完走するということです。
ペースで言うと1kmを4分15秒で走る感じです。
マラソンを走ったことがある人だったら「おお、かなり大変だな」という領域でしょう。
それでは、フルマラソンを3時間未満で走るとはどのくらい難しいことなのでしょうか?
サブ3は上位3%
サブ3の難易度ですがランナーの上位3%と言われています。
僕は、2019年のさいたま国際マラソンにて、2時間58分16秒で、サブ3を達成しましたが、このときの順位は351位。
参加者は11388人でしたので上位3.08%という結果でした。
ちなみに、サブ3の手前に、サブ3.5(3時間30分未満)やサブ4(4時間未満)があります。
それぞれ、サブ3.5は10%、サブ4は25%です。目安にしてみてくださいね!
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サブ3になる各年代の割合は?
50代以上でサブ3を達成するのはなかなか困難です。
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 | |
全体 | 3.99% | 3.99% | 2.68% | 1.00% | 0.06% | 0% | 0% |
男性 | 5.17% | 4.82% | 3.32% | 1.26% | 0.07% | 0% | 0% |
女性 | 0.95% | 0.55% | 0.25% | 0.04% | 0% | 0% | 0% |
サブ3を目指すなら、20代、30代が一番良いですが、40代までにはクリアしたいですね。
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サブ3になるための計画とトレーニング方法
それでは、ここからは具体的にサブ3になるための計画やトレーニング方法をご案内です。
サブ3になるためのトレーニング期間は3~6カ月
走力によりますが、サブ3になるためのトレーニング期間は3~6カ月程度かなと思います。
ただ前提としてはサブ4、できればサブ3.5を達成したことがある人が好ましいです。
そういう人であれば、3~6カ月程度の集中トレーニング期間を設ければ達成できるかな?と感じます。
僕もランニング仲間たちとの飲み会のノリで「サブ3やるぞー!」と決意しあったのですが、それは達成の4カ月前でした(笑)。
サブ3になるには月間走行距離は200~300km
サブ3になるためには、月間走行距離は200kmは最低限走りこみましょう。
これをトレーニング期間は毎月行うイメージです。
僕は200km×3か月程度で達成することができました。
とはいえ、その手前の期間ではトライアスロンのトレーニングなどもしていたので、体力はそこそこある状態だったと思います。
また、2~3か月続けてフルマラソン大会に出場することも大切です。
大会が1回だけだとコンディション調整などミスったときに後悔します。
身体の整え方や、レース勘を養うためにも、何大会かエントリーしておきましょう。
サブ3になるにはポイント練習を取り入れる
サブ3になるために、取り入れたいのはポイント練習です。
ポイント練習とは、強度の高いトレーニングのことで、具体的にはスピード練習があたります。
月に200km走るためには、週3~4回はランニングすることになると思います。
その中で「週に一回はポイント練習で追い込むこと」を意識しましょう。僕がやっていたのは
・5km20分走(できればもっと速く)
・10km40分走
・インターバルトレーニング
などです。当たり前といえば当たり前ですが、1km4分より速く走ることになれることが重要です。
僕がその中で「効果があったな」と感じるのはヤッソ800というインターバルトレーニングです。
800m×10本ですが、このトレーニングはサブ3いけるか?の目安になったのでオススメしています。
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サブ3の実績
最後に、僕がサブ3を達成した時の実績についてお伝えします。ご参考まで。
サブ3は2時間58分16秒
僕は2019年のさいたま国際マラソンでサブ3を達成しました。
2時間58分16秒というタイムでネガティブスプリット(後半ペースあげていく)でクリアできたので、とても気持ちよかったです。
その1カ月前には横浜マラソンに出て、3時間7分台で走ることができていました。
1カ月程度で7分の短縮に成功できたのです。
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サブ3シューズはナイキのフライニット
サブ3達成時のランニングシューズはナイキのズームフライフライニットでした。
シューズが軽くて、とても走りやすかったですね。
僕は基本的にナイキの厚底のみ使っています。
トレーニングではズームフライやテンポネクストを使用しています。
レースでは、ヴェイパーフライネクストですね。
サブ3ウェアは空気抵抗をなくすことを意識する
サブ3達成時のランニングウェアは、極力空気抵抗をなくすために、タンクトップとスパッツという組み合わせです。
なんでもよいと思いますが、僕が来ていたのはこんな組み合わせ。
【まとめ】サブ3になるには?
ということで、今回のブログではサブ3にになるには、どんなトレーニング計画が必要か?についてみてきました。
サブ3は市民ランナーのあこがれですし、なかなか達成することも難しいです。
僕は、サブ3達成前は3時間27分が最高タイムでしたが、そこから「サブ3になるぞ!」と決めてから3~4カ月で達成することができました。
運よくサブ3ランナーになれましたが、この壁をなかなか超えるのが難しいランナーさんもたくさん知っています。
しっかり計画を立ててトレーニングだけでなく、身体のメンテナンスと、体調管理など、いろいろ気を付けることもありますよね。
僕は、これから、サブエガ(2時間50分未満)を目指していきますので、一緒に、頑張っていきましょう!
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